「職員室 短編」を含む小説

　某々市立第某中学校では第一音楽室は吹奏楽部、第二音楽室は合唱部のシマになっている。この二つに挟まれる形でざっくり真ん中にある音楽教諭の待機職員室は吹奏楽部の楽器庫も兼……

自称進学校に通う高校生・空島舞はその日、母親を失った。 父親と仲が悪く、そのくせ逆らう勇気もない彼女は、最愛の母が居なくなってからは自分の殻に閉じこもってしまう。 彼女の担任で…

ある日、僕の携帯電話が盗まれた。授業中に没収された携帯電話を返してもらおうと、職員室にいったら、職員室から携帯電話が消えている。犯人は誰だ？

逆張りという言葉は面倒臭い

あなたは《5048》の正体を、暴けるか。 イマドキJKの長慶寺丹恋は、保健室登校を続けているクラスメイト・剣持唄の推理に救われる。 その洗練された推理に胸打たれた丹恋は助手とし…

何が大事で、何がどうでも良いのか

椿幸助は、料理とお菓子作り、可愛いものが大好きな中学一年生。 しかし、友達に引かれるのが怖くて自分の趣味を打ち明けられず、公園で一人落ち込んでいた。そこで、謎の男・時雨と出会う。…

世織は入学式当日に大ピンチ。春休み前に開けたピアス穴がふさがらず、初日から校則違反をしでかしそうになっていた。 時間よ、止まれ！　願っても何も起きないはずだったのに、気がつけば見…

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト応募作。 はじめまして、猫山春花（ねこやま　はるか）と申します。 今年から中学生になったんだけど、実はとっても大変なことが起こってしまっ…

＜ネタバレこみのあらすじになります＞ 　とある高校のお昼休みに起きた、一人飯をしている六人の群像劇。 　彼氏にフラれたことをきっかけに、乃上が自殺しようと屋上で一人飯をしていた…

友人の恋の応援にある学校にやってきた、月野美空《つきのみそら》。その場所を訪れた時から、懐かしい気持ちになる。それを確かめたかった美空は、友人にトイレに行くと嘘をついて職員室に向…

「どうもお疲れ様。これでやっと修学旅行も終わりよ。ああ、職員室のクーラーは相変わらず効きが良いわね。生き返るようだわ」「またまた〜。まだ修学旅行は終わっていないじゃあないですか」

六年一組の担任の綿木先生は、月曜日からお休み中。 職員室にいったぼくがたまたま耳にしたのは、綿木先生が休んでいる原因は、『魔女の一撃』だという言葉で……。 「５分で読書」短編小…

学年一の天才少女・篠崎玲奈が理科の中間試験で13点を取った。それは学年の一大ニュースとなった。 放課後職員室に呼び出された玲奈を待つ涼真。――実はその点数には隠された意味があって…

　空調のきいた職員室で、私は生徒の日記を読んで、一言コメントをかりかりと書く。今のところ、問題のある日記は見られない。みんな楽しそうな夏休みを送っていて、先生としても嬉しくなる。…

目がなくなった男の子を職員室まで連れて行ってあげる話。 グロのつもりはないです、痛くも無い。

とある高校の職員室で一人の女性が殺害された。しかも、被害者の手元には左上の線が途切れた『Y』のような文字が血で書かれていた。 このダイイングメッセージをもとに警察は捜査を進めるが…

それなりに平穏で、それなりに不穏で、いい事も悪い事もイーブンになっている僕の毎日を、８割くらい担当してくれる孝代さん。

生徒会長に片思いする「僕」は、会長目当てに役員となった。会長との高校生活を夢見る「僕」だったが、同じく役員となった幼馴染にことごとく邪魔をされてしまう。そんなある日、職員室からの…