「古代史」を含む小説

神はあまりに増えすぎた人類を導くには、史上最高の人物が必要であると考えた。 しかし、天使長ミカエルは「そんなの分かるわけがない」と当たり前のように答える。 怒った神はミカエルに制…

紀元前８世紀、黄河流域中国古代。戦乱の春秋時代に滅亡の際に立たされた国があった。 晋という小国は、本家と分家に分かれ、血で血を洗う争いをしていた。それはまさに、晋の滅亡につながる…

週一回、日曜更新です。 西暦306年のこと――と言っても大八洲(おおやしま、当時の日本の呼び方の一つ)にある葦原中津国(当時の日本の範囲を指す)では、文字記録もなく、年号をどう勘…

仁徳天皇の一代記を、歴史エンタメ小説として書けないかとチャレンジしたものです。 とにかく、小難しくて敬遠されがちな古代ものを、いかに取っ付き易くしてエンタメに振り切れるかと苦心し…

人目を引く為の大袈裟なタイトル＆キャッチコピー、参考文献不明のエッセイ、天照＝卑弥呼説、騎馬民族説、九州王朝説、王朝交代説etc……書籍でもネットでもカクヨムでもトンデモ情報溢れ…

本小説は、これまで発刊してきた邪馬台国の道標シリーズを総括する最終編で、日本本土のみならず琉球や海外の古代史の真相に迫ると共に、現代が抱える地球温暖化問題の救世主としての再生可能…

大和朝廷が未だ支配権を確立していない東国。 海沿いに征討を進める東征軍は、関東平野の北部へと進出する。 平野部の北限である常陸国を舞台に、征討に抗い後に正史である日本書紀に、「一…

飛鳥時代。用明天皇の皇子として生まれた厩戸は、後の世に聖徳太子と称された。 戦の気配が近づく夏に。日が大海原へと漕ぎ出す朝に。 厩戸の周りには、いつも個性と才能溢れる側近たちが…

　過去と未来を自由に行き来する暦人。御師と呼ばれる人々は、暦人の中でも、旅先案内人を務める。もとの伊勢神宮の領地である旧御厨地域の主要神社近くに居を構え、時間を歩く人たちを真心と…

ある帝国の辺境地域を新皇帝が訪れて、新政権の成立を告げますが……？ 下記の作品に元気をいただき、『告知』を〝大人の絵本〟化しました。 『Mother』　https://www.…

大化の改新で有名な天智天皇(諱・葛城)には、倭姫王という皇后がいました。彼女は天智天皇が滅ぼした異母兄・古人大兄皇子の娘で、天智天皇からすると姪にあたります。親の仇に嫁いだ彼女に…

ヤマト帝国の宰相に双子の男子が産まれた。彼ら実は天空の竜の生まれ変わりだった。双子の片割れ珠水彦（スミヒコ）は夢を操る能力があり巴矢彦（ハヤヒコ）は武芸に秀でていた。ある夜、珠水…

古代より七つの王国が栄えるアルビオンの地。各国は守護聖石を分け合い、平和を維持してきた。しかし、サングリンドール王国の王が悪しき力に魅入られ、守護聖石を我が物にしようと企む。 …

　平和だったパム王国は突然魔族の侵攻を受ける。王国軍も対処していたものの、それとは別に冒険者もまた魔王に首を狙っていた。魔王に多額の懸賞金がかけられていたからだ。 　アツモ率いる…

突然失踪した恋人美穂を追って彼女の生まれ故郷を訪れる大輔。そこは周囲から閉ざされた山陰の秘境、八岐大蛇を退治した須佐之男命が剣の血を洗ったという伝説の残る尾呂血湖の畔に広がる小さ…

日本古代史の継体天皇のところはよくわからない。 実際はこうだったのかもしれない、と考えてみた。 実際はこうだったと主張するつもりはない。ひとつの可能性をのべただけだ。

三途の川を渡り切った死後の主人公花田は、神様研修センターのスカウト高木から神社の神様になるようにと勧誘を受ける。判断がつかないうちに神様研修を受けさせられて、次々に過酷な試練を経…

皇紀3542年 　黄國(きのくに)　別々に育った、瑠奈と環の姉妹は、月夜一族の長の後継者であり玉比売と鏡比売の力を継ぐ可能性があった。 その力を狙うものから守るために隠されてきた…

近代文明よりはるか昔、ケモノと呼ばれる分身を持つ人間「ケモノ生み」がいた。ひとりで一国の軍隊に匹敵すると言われ、多くの国がケモノ生み争奪戦を繰り広げている。祖父が「ケモノ生み」だ…

北部国境地帯の大森林で、"帝国”の精鋭　２個軍団が、消息を絶った。 事態を重く見た"皇帝”は、二人の男を派遣する。