概要
「過去」になった時、その美しさは俺を殺しにくる。
人間観察を好み人の感情を察することを得意とする駿が、正義感があるがどこか抜けていてお淑やかな同級生の奈那に恋をし、奈那が今まで受けたことのない駿の優しさの形に惹かれていく奈那。散々遠回りしながらも行き着いた先に二人が手にした幸せの形とは。どこにでもあるような、誰にでも訪れたことのある苦難に二人はどう向き合ってどう答えを出していくのか。言葉の重みと意味。言葉の裏に隠された思い。言葉になることのなかった心。互いの思いはどう相手に伝わり何を感じるのか。運命の人を愛し、運命に振り回され、互いに言葉と心を削りながら歩む二人の終着点は。十年前、愛だったこの想いを今はなんと呼ぶべきなのだろうか。悲しくも美しい本格恋愛小説。
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