概要
札を裂くのが好きなカラスは、一万枚の札がある白い部屋へ送られた。
赤い札があちこちに貼られた町で、札を裂くことに快感を覚えるカラスがいた。追われ、怒られ、騒ぎを起こすたびに、カラスは笑った。
ある日カラスは、鍵番のフクロウに連れられ「白い部屋」へ入れられる。そこには赤い札が一万枚。すべて裂かなければ外へ出られない。
裂くほどに薄れる楽しみ、だれも反応しない退屈、そして「びりっ」という音だけが積み上がっていく。——好きだったはずのものは、回数によって罰へ変わっていく。
ある日カラスは、鍵番のフクロウに連れられ「白い部屋」へ入れられる。そこには赤い札が一万枚。すべて裂かなければ外へ出られない。
裂くほどに薄れる楽しみ、だれも反応しない退屈、そして「びりっ」という音だけが積み上がっていく。——好きだったはずのものは、回数によって罰へ変わっていく。
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