0

概要

電気が消え、火が支配した世界で、ただ一人“光を溜める”者がいる。
電気が失われ、火が文明を支配する世界。
人々は火の術を操り、竜と戦い、三爪の位を目指して生きている。

その中で、火を一切扱えない一爪の少女がいた。

焼けない白い肌。
術を使えない回復役。
昇格も望めぬ“最弱”の存在。

だが夜になると、彼女は森へ向かう。

昼に溜めた光が、身体を満たすからだ。

撃てない。放てない。
ただ蓄え、巡らせ、刃へと変える。

燃えずに残る光――燐残。

やがてその光は、古龍に観測される。

「龍は四本の爪で立つ」

三では足りない世界で、
火でも雷でもない力が静かに目を覚ます。

これは、火文明の外れで光る者の物語。
  • 連載中1
  • 1,152文字
  • 更新
  • @a22041

おすすめレビュー

★で称える

書かれたレビューはまだありません

この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?

関連小説