0

概要

「好きすぎて苦しいから、あなたをドブに捨てに来ました」
「この銀色のコインを、あなただと思い込むことに決めたんです」
放課後の教室、あるいは夜道。目の前の「その人」が差し出したのは、告白でも絶縁宣言でもなく、一個の銀色のコインだった。
募りすぎてドロドロに腐ってしまった恋心。自分を保てなくなるほどの執着。
その重荷から逃れるために、「その人」が選んだのは、僕の身代わりであるコインをドブに投げ捨てることだった。
ポチャン、という小さな音とともに、濁った水底へ沈んでいく愛の形。
呪いが解けたように「空っぽ」になったその人の瞳に、もはや僕を映す熱はない。
救われたのは、捨てた側か、あるいは残された側か。
忘却と解放の狭間で揺れる、短くも残酷に美しい失恋の物語。
※aiとともに作成
  • 残酷描写有り
  • 完結済1
  • 1,173文字
  • 更新

おすすめレビュー

★で称える

書かれたレビューはまだありません

この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?

関連小説