概要
ゲスなワニ王から私をさらったのは、銀髪の美しき龍神様でした。
「お前は俺の獲物だ。……一滴残らず、俺の色で塗り替えてやる」
霧に包まれた国・アビスガルド。水の一族の娘・イリスは、醜悪な欲望を剥き出しにする『ワニ王』ヴォルフェンの元へ、身代わりの花嫁として差し出された。
絶望に震えるイリスを救い出したのは、天空から舞い降りた銀髪の美しき怪物。
――碧(あお)の龍神、黎明(れいめい)。
連れ去られた先は、真珠のように輝く白亜の天空城。
三百年もの間、孤独に生きてきた冷徹な龍神は、純真なイリスの「癒やしの波動」に触れた瞬間、自分でも制御できないほどの熱に浮かされていく。
「肌が青い種族には興味がなかった。……だが、お前だけは、壊してしまいたいほど愛おしい」
冷たいはずの指先が、王に汚された忌まわしい記憶を、甘美な悦びで上書きしていく。
不器用な神様からの、強
霧に包まれた国・アビスガルド。水の一族の娘・イリスは、醜悪な欲望を剥き出しにする『ワニ王』ヴォルフェンの元へ、身代わりの花嫁として差し出された。
絶望に震えるイリスを救い出したのは、天空から舞い降りた銀髪の美しき怪物。
――碧(あお)の龍神、黎明(れいめい)。
連れ去られた先は、真珠のように輝く白亜の天空城。
三百年もの間、孤独に生きてきた冷徹な龍神は、純真なイリスの「癒やしの波動」に触れた瞬間、自分でも制御できないほどの熱に浮かされていく。
「肌が青い種族には興味がなかった。……だが、お前だけは、壊してしまいたいほど愛おしい」
冷たいはずの指先が、王に汚された忌まわしい記憶を、甘美な悦びで上書きしていく。
不器用な神様からの、強
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