なければ作ろう、覇王線

「もうすぐ覇王線が完成する」
著者がかつてそう言われたというところから話は始まる。

それから10年。
なかなかくっつかない太陽線と運命線。
そこがくっつけば、覇王線は完成するのに──。

そこで著者は決意するのだ。
自分で覇王線を作ろうと!!



この作品を読んで、自分の手を見た読者は多いのではないだろうか。
わたしもその一人。
そして、自分にはない。



もし、自分にくっきりとした覇王線があったら、それを知った瞬間から自信満々に生きられる気がする。
「だって、自分には覇王線あるんだもの」と。

もしそういうものを自分が持っていたとしたら。
それは自分が成功者であるという強い自己暗示をかけ、強力なお守りになるだろう。



著者はこれから、覇王線を自分で作っていくという。
そういう意気込みに、もう“覇王”を感じる。

最初に決められた運命に甘んじるのではなく、自分で作っていこうとするところがいかにも「覇王」らしいもの。








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