軽妙洒脱な文章のお手本のような作品
- ★★★ Excellent!!!
有名なホラー小説をモチーフに描かれたコメディタッチのファンタジー小説。
主人公の友人が手に入れた古民家から出て来た干からびた手のようなモノ。桐箱に入っていたのだが、厳重に封印していたお札が剥がされていた。どうやらその友人が剥がしたようだ。しかも、それが納められていた祠までしめ縄が切られこじ開けられている。
こんな不穏な話で始まるホラー調の物語だが、主人公が語る心理描写、情景描写に使われた比喩表現が軽妙で洒脱なので、ストーリー展開はもちろん文章自体にも引き込まれる。
そして、まさつきさんの過去作の登場人物も関わって来て、懐かしさを覚えた。
お題フェス“手”の最終日に良いものを読めたなと感じた作品でした。
おススメです!