第8話 ボードゲーム「フラクタルガールズ」TIPS7
□会話形式での「フラクタル」の説明
※本編と関係ありません。
※登場人物は第二章以降で明らかになります。
「ねぇ、ストロベリー。
あなたは“フラクタル”って、そもそも何か説明できる?」
「例えば……“雪だるま”だよ。
大きな雪玉の上に一回り小さな雪玉を乗せる。
その上にさらに一回り小さな雪玉を乗せる。
――って感じで、ずっと続けていくやつ」
「いいわね。ほかの例えだと?」
「入れ子人形、“マトリョーシカ”とか。
大きな人形の中には一回り小さな人形が。
その中にはさらに一回り小さな人形が……って感じ」
「ふむ……。模範解答をありがとう」
「こういうのがお望みだったんでしょ?
ブルーベリーちゃんは」
「ふふ……。それで補足はあるかしら?」
「今の説明は“もっとも単純なフラクタル”ってやつ。
他のはもう少し複雑な構造――
つまり数式に従って続いていく、って感じだよ」
「本編に準拠する説明だと、万華鏡が近いのかしら?」
「万華鏡は“全く同じ模様”を、
鏡の対称性でいっぱい並べるやつ」
「対してフラクタルは“同じ模様”だけど、
大きさを変えながら、構造を保ったまま並べる……というわけね」
「お望みの会話はできたかな?」
「そうね。意図を汲んでくれてありがとう。
ゲームの進行に必要なの」
「それもあなたがよく言っている、
五つ目だか六つ目だかの……“あれ”?」
「ふふ……。それはどうかしら。今はまだ内緒よ……」
「私にも隠しごと?
いい加減に教えてくれない?」
「まだ始まったばかり。
今の段階で私が言えるのは――
“この物語はフラクタルに帰結する”。
……それだけよ」
相似性魔法学フラクタルガールズ @Epicygram
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