本作は小品です。周囲から隔絶された極小規模な田舎の因習。今の言葉なら、極めてローカル。すると小規模な話になるかと思いきや。全て繋がったとき、読者の眼前には広い視界が広がります。人の噂はどこかで繋がるものです。通信技術がなくとも、人の口から口へ、変化しつつも骨子を保ったまま流れていき……現在のネット小説としてはズルい構成ではありますが、噂が広まる様と似ていて。
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