皆さん、年末の大掃除してますか?
評者は既に諦めてますよ。大掃除、何それ、おいしいの?
さて、大掃除中の主人公のもとに『おそうじ女学院』から来たというセクシーな掃除婦?もんまりさんがやって来ます。
帰れというのに勝手に入り込んでお掃除といいつつ掻き回していくもんまりさんと主人公の掛け合いが最高です。
「いや、ヘルメットお前が被るんかい!」とか、「お前の全裸なんか誰得やんけ!」とか突っ込みながら読むとさらに楽しさ倍増!
年の終わりに大笑いして厄を落とし、新年を迎えましょう。
なお、この作品を読む前に、こちらも読んでいただけると楽しさ倍増です!
メリー・クリスマス
https://kakuyomu.jp/works/822139841415909122
恒例の志乃亜サクさま作品、連作のサンタさんに続く一編です。
こういう日常と非日常の境目を、軽やかに踏み越えるのが本当に上手なのです。
年末の大掃除という誰もが経験する題材を軸に、テンポのいい掛け合いと脱力系のギャグが畳みかけられ、思わず笑ってしまいます。
関西弁の侵入者、もんまりのキャラクター造形がとにかく強く、会話のリズムだけでするりと締めにたどり着いている。
それでいて、この作品が気持ちいいのは、笑いっぱなしで終わらないところ。
部屋はほとんど片付かないのに、読後には不思議と心が整っています。
年の終わりの少しの寂しさや、誰かと過ごした時間の余韻が、さりげなく残されます。
どれも馬鹿馬鹿しい出来事のはずなのに、「良いお年を」がちゃんと胸に届くのが、ずるいです。
そして、コメント欄まで含めて一作なのも、この連作の楽しさ。
読後はぜひ、そちらも覗いてほしいです。
年末に読むのに、これ以上ちょうどいい短編はなかなかありません。
もしかすると奥様にトイレで小説を書いているのをチクリと咎められたかも?
笑って、少しだけあたたかくなりたい人におすすめです。
大掃除の時期ですね。
皆様、捗ってますか? 私は何もしておりませんで……
しかしまあ、『彼』のような人物を見ていると掃除をしないといけないのは、部屋じゃないような気がしてきますな。
一体この先生はどうしてすぐ全裸になりたがるのか……
あーいやいやそんなことより、
この作品を1・5倍楽しみたいなら、
先生の作品、
メリー・クリスマス
https://kakuyomu.jp/works/822139841415909122/episodes/822139841416440679
を先に読まれることをおすすめいたします。
彼女の正体……気になりますねえ。なんなんでしょう。
何歳なんだろう 笑
ご一読を!