これはとあるおじさんの防備録である。ある?とりあえず卵料理を目で楽しむならこの作品である。これ以上卵を愛している主人公はなかなかいないだろう。うまいぞー!みんなも一緒に食べてみよう♪
本作は、主人公である「卵おじさん」がさまざまな卵料理を食べるお話です。本当にそれだけです。しかし、これが何とも言えずすごくいい。味のある語り口で、読ませます。登場する卵料理は、どれもこれも多くの人が食べたことあるものばかり。それゆえ、凄まじい解像度で脳内再生されること間違いなしです。卵おじさんの卵に対するこだわりには納得感があり、美味しそうな飯テロ描写とも相まって、ひたすら卵料理が食べたくなります。これぞ卵小説。素晴らしい飯テロ作品でした!
本作の主人公は人呼んで卵おじさん――ではなく、自称卵おじさんのサラリーマン。卵をこよなく愛する卵おじさんによる、卵料理を美味しくいただくお話です。卵料理に合わせるソースや考えつくされた飲み物の描写も凝っていて、どの時間帯に読んでもお腹が空いてしまうこと間違いなし!渋いおじさんがときどき見せる茶目っ気も、お見逃しなきよう。