第12話 張純
──いまならば
と、かつての恨みを晴らすように
このとき朝廷は、同じく反乱を起こしていた
「張純反乱」
の報を聞いたのである。
実を言えば、張純の乱の原因の一端はこの公孫瓚の
涼州の反乱に対処せんとした朝廷から、その
張温が張純を敢えて呼ばず、公孫瓚に従軍の指令を出した理由はよくわかっていない。
あるいは、張温は臆病だったとあるので、張純の動きにある自ら戦に参加しようとしたり、恨みを抱いて乱を起こしたという人物描写から想像できる、彼の
さて、公孫瓚の軍と張純、丘力居の軍は幽州にて
叛乱軍を都度敗走させたが、いまだ黄巾の乱の余波が残っているせいで、張純の乱とは別に各地で叛乱が起こってしまう。
張純は
張純を追いかけて深追いをしてしまった公孫瓚は、北辺にある
この劉虞は、後漢創設者の光武帝の長男である
彼が幽州に入った途端、状況は一転した。もともと
──劉虞殿なら間違えまい
と講和の準備を始めた。
しかし、これに焦ったのはこれまで命を懸けて戦ってきた公孫瓚とその配下である。
たくさんの将兵を失いながら張純や丘力居に対峙してきたというのに、劉虞の舌口ひとつで納められてしまっては自分たちの面目が立たない。
その焦りから公孫瓚はなんと、丘力居が劉虞に送った使者を捕らえて斬ってしまった。
公孫瓚はこの首を
「
という
──きっと公孫瓚の策謀に違いあるまい
と相手にせずに再び使者を出し、今度は見つかりにくい間道を通らせて劉虞のもとに辿り着かせた。
劉虞は
「確かに」
と短い言葉のもとにこれを受け取ると、展開していた軍を撤退させ、万一の時に備えて土地勘のある公孫瓚を、そのまま
張純は孤立したため
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