心の片隅に潜む恋人の記憶。私は何を忘れているの?

雨のふりそうな、ある朝、遥はふと誰かを好きだった記憶を思い出した気がした。
だが、名前もできごとも何も思い出せない。
でも、その感覚だけがある――

本に挟まっていたしおりに書かれた言葉から、「いつか、愛していた人」に近づいていくロマンティックな恋物語。
ファンタジーかと思いきや、とてもリアリティのある結末を迎えます。
ラブロマンスでありながらミステリー成分も含んだ短編です。

1万文字未満に収まっていますが、とても読み甲斐があり、読後はカタルシスを得られるはず。
ぜひ読んでみてください!

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