言いたいこと、思うがままに口にできる人は少ないですよね。主人公の少年もそう。そしてそんな自分が泣くほど嫌。――じゃあ行くしかない、勇気を探しに!!共に行く祖父がギリギリ普通の人っぽくて、付き添う保護担当アンドロイドがまあまあ思慮深そうで、でも微妙にラインを踏み越えていくのが素敵です。たぶんそれが、少年の背中を押すのでしょうね。良質なジュブナイルをありがとうございます。なんか元気出ました。……でもホゴタ、君は気をつけようか。主人公が少女だったら初恋泥棒になってるよ?
管理社会の未来。自然のある場所は国立公園にされて保全され、小学校は小型偵察機によるやや行き過ぎかと思うくらい厳重な警備が行われている。 ある事件で自己嫌悪に陥ってしまった少年は、何やらいわくありげな過去をもつおじいちゃんと、お目付け役アンドロイドのホゴタとともに国立公園に冒険に旅立つ。 目的はラーメンを食べること。 彼らは狩りに成功しておいしいラーメンを食べられるのか。 男同士の交流、そして少年の成長譚が生き生きと描かれています。 ガジェットや世界観の表現が素晴らしかったです。