30 旅の道中編 その4
ゴーレムに命名を済ませ、夜警の冒険者たちに差し入れをするメグ。そして寝床に入るのだが……
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──急襲!──
ガサリ……
確かに草の根を分け入る音がした……が、その後は何もしなかった……俺は武器を手にして寝ている相棒の肩を揺する。
ゴロン……
力無く相棒が転がる。いつ、殺られた?……今頃になって鉄臭い臭いが鼻を突く……相棒の首は、
ウオォ〜ン……!
狼どもの……森林ウルフたちの遠吠えが響く……既に周囲を囲まれている……ちっ、後手後手かよっ!
「乗客たちはっ!?」
せめて、護る人たちだけは……と思って立ち上がり、駆け出すが……何か人影が動いている……それだけは分かる。だが、速過ぎて見えねえ……ありゃ本当に人か?
ぎゃんっ!
ううう……ぎゃうん!
うっ!……と言う間に倒される森林ウルフ共。恐らく剣か何かでたたっ斬ってるんだろう……振るわれる度に、ウルフ共の身体がまっぷたつに断じられていく……
『はっ!』
……あれは、確か飯配給係の妹さんだったか? 名前は聞いてないが……って、凄……
がうう……
群れのボスらしい、一際デカイ森林ウルフが倒れる……暗くてよく見えないが、恐らく群れが全て倒されてるんだろう……彼女は遅れて現れたメグちゃんだったか?……の指示にしたがい、死体を掻き集めて行った……恐らくアイテムボックスとやらに詰めてるんだろう……
「はぁ……相棒は死んじまうし、活躍も取られちまうし……いいとこ無えな……」
怠い身体に鞭を打ちつつ、俺は今晩起きた内容を報告しに、御者の寝るテントに向かうのだった……勿論、相棒は弔ったよ。いや、化けて出られる可能性もあるからな?……アンデッドとしてな……わらえんわ、本当に出てきたら、な……
※街道から離れた場所で焼いて、遺灰を埋めて、墓石を適当に見つけて来て墓標としてお祈りを簡易的にして終わりです(ギルカと価値のある物は持って行きますが(笑))
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女神「……ヴァルハラは無いが、尊い犠牲じゃ……輪廻の中へ導くくらいはやってやろう」
天使「転生させないんですか?」
女神「一般人を転生させてもなぁ……」
天使「地●からは連れてくる癖に……」
女神「そりゃ、あちらの世界の魂は力が有り余ってるから……」
天使「……貧弱だと、何かと不利ですよね……」
女神「うむ……」
天使「女神さまも安穏としてないで、鍛えないと……」
女神「ガーン……」
天使「フフフ……」
※ニュービー・ゴッデスの受難は続く……?
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オールラウンド・フリーメイカー じょお @Joe-yunai
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