第一話転生
1
この世界のルールを聞いて私は異世界に飛ばされた。
右手には刀のようなものを持っている
私がこの異世界のことを考えているといきなりナイフを持った人が襲いかかって来た。
私は混乱して持っていた刀を一振りした
するとピカーンドゥオーンという音とともに一瞬でナイフを持った人はカードになった。
自分は襲って来たとはいえ人をカードにしてしまったと罪悪感で溢れかえったが
転生時に語られたことが本当か確かめるためにカードからナイフの人を呼び出してみた。
なんとナイフの人は私に従おうとしている
カードは持ち主の言う通りになるということか
しかし逆に考えてみると転生中に聞こえた1000枚の生贄なんて集めれるわけがない…私は1000人もカードにしたくない…でも自分の家に帰りたいどうすればいいのだろう
私がしばらく考えていると人間?いや、ゲームなどによくいる棒人間に話しかけられた
「あなたはこの世界に転生してきた方ですか?もしよかったら私たちの国に住みませんか?」
私は少し考えたが他に行く当てがなかったので
棒人間達の国「某棒人間国」に住むことにした。
しばらく歩くと私は某棒人間国に到着した。棒人間達はとても優しく家を貸してくれた。家を貸してくれた棒人間に「明日集会があるから今日はゆっくり休みなさい」言われたので今日はゆっくり休んだ。集会で何があるかは分からないがまあいいだろう
次の日、私は集会の行われる村の中心にある棒人間像に向かった。まあ5回くらいは道を聞いたけど、棒人間像に到着すると大量の棒人間がいたどうやら集会では国のほとんどが参加するらしい。なぜか私は国王の隣の席に招待された
「これより、集会を始める」
国王の宣言から多くの棒人間の歓声が湧いた
「今日はこの国に新しいメンバーが来た。自己紹介をよろしく」
国民は歓声を上げた。それにしても急に自己紹介を頼まれるとは思わなかったため思いつきで話した
「私は蝿取 清香です。転生したばっかりでよく分からないことばかりですがよろしくお願いします」
国民は歓迎してくれた
「では次takotako国についてだ」
「takotako国は現在大きな勢力を広げている。国王のtakotako38世はhaetoriso族のすべてをカードにしている。このあとすぐに国に向かうだろう」
何か質問がある人はいるか?
私は分からなうことが多かったため質問することにした
「この刀でナイフを持った人が一瞬でカード化したのですがこの刀について知っていることはありますか?」
すると国王は驚愕した。
「この刀は王家に伝わるhaetoriso族が使う刀だ!」
「でもhaetoriso族は全員カードにされたのでは」
「分かった!おそらくお前はhaetoriso族の末裔だ!君はtakotako軍の侵略に耐えられる力があるかもしれない、力を貸してくれないか?」と王様は尋ねた
私は大きく頷いた。
それから私は刀の練習をした。最初はうまくいかなかった。棒人間をカードにしてしまいそうにも何度もなった。家を切ってしまったりした。しかし、棒人間達はあまり怒らずに励ましてくれた。そんな棒人間の温かい応援のおかげで1周間がたった今、力の制御ができるようになった。一方棒人間達は持っているカードを呼び出しまくって戦いの準備をしていた。そして国王から放送が入った
「takotako軍第一波が行軍を開始した!明日には彼らが到着する。数は5000ほどだ!我が国は10000人の人口を持つ!迎え撃つぞ!!!」
「うぉおおおおーーー」
国中から歓声が響いた。私は戦いのために今日は休憩しようと思った。だが、家に戻る途中何度も棒人間達に声をかけられ、カードをもらった。15枚ほどのカードをてに入れたのでカードを確認した。そして進軍状況を確認したり、刀の最終練習をしたり。結局深夜まで続いた。
決戦前日の真夜中、脳の中に何者かの声がよぎった
「takotako38世が黒幕だ!彼が世界を壊している。彼を止めろ!カードにされてもいい。takotako軍から封印カードを奪い38世に使え。そうすればとりあえずハッピーエンドを迎えられる!」
私は動揺した。もちろん自分はカードにされたくはない。まあこの話は気のせいだと思い眠りについた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます