押され続けているのに、なぜか幸せそう

振り回されているはずの優樹も、内心ではドキドキしっぱなし。
「可愛くない」と言い張りながら赤面し、「逃げたい」と思いながら逃げきれない姿が、テンポよく描かれていきます。
攻めが強すぎるメイドと、抵抗が弱すぎるご主人様の攻防は、シリアスになりきらず、終始くすっと笑える空気感です。

そんな賑やかなやり取りの積み重ねの先で、主従関係はいつの間にか崩れ、ちゃんとした告白へと辿り着きます。
からかいと照れが行き交う中で、恋が成立してしまう、その流れまで含めて楽しい作品でした。