統制者ユリコ、ただいま嫉妬中! ~黒歴史ごと殺されかけた俺の日常~

示門やしゃ

第1話


 人には大なり小なり知られたくない事がある。それは田中正弥にも例外ではない。

 彼は自宅に友人を招いてスマッシュブラザーズをやっていた。

「次八人でチーム戦やろうぜ」

 茶髪で革ジャンを着た少年──エミリオ・ガルリーシが提案する。

「待って。人数が足りないよ」

 だが、その提案を長髪で色白の少年──北島修也が却下する。ここにいるのは四人。

「NPC使えばいいじゃん」

「それもそうだね。じゃあ、チーム分けを」

 修也が空白の部分にNPCを入れようとしたら、

「なあ、ユリコを出したらどうだ?」

 金髪の少女──キャサリン・ベルが雅也を見た。しかし、雅也は目を泳がせた。

「あ、いや、ちょっと今は無理かなぁ」

「どうして?」

「能力使うと疲れるからさ」

 本当は違う。正弥が彼の能力である≪統制者(コマンダー)T.U.≫を使ってユリコを出現させない理由は、異性であるキャサリンが原因だった。

 ──女子がいるとユリコが嫉妬するんだよな。女子っぽい修也がいてもヤバかったし……しかも、あれ(・・)をばらされるのはマズい。

 だが、そんなことを彼女本人に言いたくない。

 キャサリンが正弥を一瞥した後に、

「まあ、疲れるんならしゃあないな」

 と言ってコントローラーを持ち直した。

 一瞬悟られたのかと思ったが、杞憂だったようだ。雅也は胸をなでおろした。


 ある程度ステージを変えて遊んでいると、正弥のPCから通知音が鳴った。

「ちょっとごめん」

 ゲームをポーズにして席を立つ。

 PCを開いてみると、一通のメールが届いていた。件名には、『閲覧注意』と書かれていた。十中八九迷惑メールの類だろう。あからさま過ぎて笑いがこみあげてくる。中身はどんなものだろうと思って開いてみると、シンプルな文面だけが記載されていた。

『見たら死ぬビデオです』

 その文の下にはリンクが貼られていた。多分、ビデオとやらを見せるためだろう。

「ねえ、みんな見てよ」

 正弥はゲーム画面の周りにいる三人を呼んだ。

「何?」

 修也が雅也の肩越しにPCの画面を見た。彼の顔はいつ見ても女性と見紛う程可憐だった。

「今時珍しいね」

 修也は続けた。

「趣味悪いな」

 キャサリンが顔をしかめる。

「なあ、なあ、これ試しに見てみようぜ」

 エミリオがはしゃぐ。

「やめなよ。ウイルスが入ってるかもしれない」

 修也が制止したが、彼の言葉に反してマウスカーソルが動画のリンクへと向かっていた。

「正弥。触らない方がいいよ」

「あ、あのさ」

「ん?」

「俺、マウスもPCも触ってない」

四人の間に一気に緊張が走った。

「PCを閉じろッ!」

 修也が叫んでそれに応じて正弥が電源ボタンを押そうとした。しかし、無情にもリンクがクリックされたしまった。

 動画が再生される。


 薄暗い住宅街が画面に写されている。

その奥から誰かが走ってくる。

 それは破れてセパレートになって返り血が付いたワンピースを着た女だった。

 女は斧を片手で引きずりながら走っている。

 斧が地面に擦れるたびに甲高い音を立てて、火花を散らしている。

 女の顔にカメラがズームされて、血走った目が写される。正弥はそれと目が合った。

「何だこれ……」

 つまらなそうにエミリオが呟く。

「まあ、さっさと閉じようぜ。ウイルスバスター入ってるっけ?」

「入ってるよ」

 正弥はPCを操作しようとしているが、マウスもキーボードも動かない。おまけに先ほど電源ボタンを押したのに画面が暗くなる様子はない。ウイルスに感染してしまったのだろうか。だが、それだけでは勝手にマウスカーソルが動いたことの説明がつかない。

修理に出した方がいいのだろうか。大切に扱ってきたのに、こんな下らない迷惑メールを開いたせいで破壊されるのか。正弥は肩を落とした。

 顔を上げて画面を見ると、血の気が引いた。

 正弥は椅子がら転げ落ちて尻もちをつく。

「こ、これ」

 震えながら画面に指をさす。

 他の三人が画面を見ると、変わらず女が住宅街を走っていた。だが、問題は走ってい場所だった。

 女は正弥の見慣れた道を走っていた。

「こいつ……まさか」

 キャサリンが青ざめる。

「この場所に向かっている……?」

 画面に映っている場所は正弥の自宅へ通じている道だった。

「え? うそ? まずいまずい!」

 正弥は取り乱した。

「まあ、落ち着こうぜ。ただの悪質ないたずらかもしれないし」

 エミリオは正弥の肩を叩いて落ち着かせようとした。

「いや、それは本物だよ」

 窓の外を見て修也が言った。

 正弥が同じく窓の外を見ると、空が動画と同じく薄暗くなっていて、住宅街には人っ子一人いなかった。

「どうしよう……あいつが来る。俺のせいで」

 窓から離れて蹲ったら、

「大丈夫。正弥の所為じゃないよ」

 修也に声をかけられた。

「動画の女は多分、最初に見た人間を追ってくるんだと思う。でも、PCを動かした現象は?」

 彼は続ける。

「女の能力だけじゃ説明がつかない。つまりはPCを動かしたやつは他にいる」

 修也は窓を開けて、縁に足をかけた。

「エミリオとキャシーはここに残って、PCを操作した能力者を特定して。動画の女は俺が迎え撃つ」

 窓から飛び降りて、腕時計の天板に触れる。

「≪獄界門≫」

 詠唱の直後に青黒い光が発生して空気が大きく揺れた。光が止んで地面に着地したと同時に、体は外骨格で覆われて、後頭部からドレッドヘアーを生やし、ペストマスクのような頭を持った四ツ目の怪物に変身していた。

 怪物に変身した修也は動画の女がいる方向に走って行った。


 走って数秒。

 修也の正面に動画の女が見えてきた。その瞬間、彼は息を吸い込んで胸を膨らませて、紫色の気体──≪獄界門(リンフォン)≫を発生させて道全体を覆いつくした。

 ≪獄界門≫が女の足に触れると、指先が煙を上げて爛れ始めた。それに反応して彼女は上空に飛び上がり、電線にぶら下がった。

 女が電線から逆上がりのように下半身を振って修也がいる方向に飛んできた。落下の勢いを利用して斧を振り下ろしてくる。

 修也は腕時計の横に着いたスイッチを操作し、マチェットナイフを虚空から出現させた。それを使って振り下ろされる斧をいなして地面に押し付けた。

 地面にめり込んだ斧を踏んで、飛び膝蹴りを女の顔に喰らわせた。その勢いで彼女は斧を離して頭からコンクリートに叩きつけられた。

──パワーはあるけど、技術のギもない。これなら勝てる。

修也はとどめを刺そうと息を吸い込んで≪獄界門≫を発生させた。

≪獄界門≫は女の全身を覆いつくして跡形もなく腐乱させる。

 筈だった。


正弥の自宅。残された三人はPC越しに修也の戦闘を見ていた。

「よし、向こうは大丈夫そうだな」

エミリオが椅子に座って伸びをした。その様子をキャサリンが咎める。

「休んでいる場合じゃないぞ」

「はいよぉ」

キャサリンがスカートを右太ももまでたくし上げて、エミリオはジャケットから円盤の液晶画面が付いた銃を取り出した。

キャサリンは右太ももに着いた液晶の円盤に触れて、

「≪情熱(ドル)の(フィン)円環(リング)≫」

 エミリオは銃に取り付けられた液晶に手をかざして、

「≪墓獄(ファー)次(ヴァ)穴(ベル)≫」

 詠唱する。

 同時に、二人から青黒い光を発生した。

 キャサリンは顔が液晶画面のようになっていて、その中心にモノアイがある怪物に、エミリオは掌が組み合わさった怪物に変身した。

 ──わざわざPCを遠隔操作してリンクを踏ませたってことは、無差別殺人の線は薄いな。大方、いたずらでメールを送って騒ぎになる様子を見たいんだろうな。

 キャサリンはそう推測し、修也が出ていった窓から身を乗り出した。

 ──動画の中には例の女と修也以外誰も映らなかった。女が出現した時に動画を見た奴らだけを異空間に隔離するものなら……。

 能力を使い、キャサリンは周辺を観察する。彼女の視界は赤外線カメラのようになっていて、辺りには熱源は見られなかった。

 ──やっぱり、誰もいない。でも、騒ぎを見たいんだとしたら? 遠隔操作しているなら、能力者本人も女の動画を見ているはず。 仮に動画を見たとしても、自分の安全を確保する手段があるんだとしたら、能力者は近くにいる!

 窓から辺りを見回すと、ある一点だけオレンジ色の何かが見えた。

 キャサリンが太腿に着いた機械を操作すると、虚空から対物ライフルが出現した。ライフルにつけられたスコープを覗き込むと、オレンジ色の影は慌てて膝に置いたノートパソコンを操作しだした。

「させねえよ」

 キャサリンは即座に引き金を引こうとした。その時だった。スコープの視界が暗転し、レンズ越しに血走った目と目が合った。

「──‼」

 咄嗟にバックステップで飛びのいたが、それよりも速く斧が振り下ろされてキャサリンの身体が胸から腹にかけて切り裂かれた。

 女の手が首にかかって、キャサリンの身体が持ち上がる。

 もう一太刀、斧が振り下ろされようとあいた時だった。

 曲がった弾道の銃弾が女に三発命中した。

「マグナムも効かねえのか」

 エミリオが嘆く。

 女は銃撃で後ろにのけ反ったが、ビデオを早送りで巻き戻したように体勢を元に戻した。

「修也はどうなってる⁈ 足止めしてたんじゃないのか⁈」

 腹から血と代謝熱で発生した煙を出しながらPCに這いずって近づく。


 数分前。修也が女にとどめを刺そうとした時だった。

 女が目の前から消えて、マチェットを持った腕が吹っ飛んだ。

 腕の断面から血が滝のように流れ出した。

 斧の形をした影が近づいてくる。修也はそれを前回り受け身で回避した。

 ──あと少し遅かったら、頭を勝ち割られていた。

 回避の際に拾った右腕を接着し、マチェットを持ち直した。女は背中を向けている。今斬りかかれば勝機はある。

 踏み込んで真一文字に斬りかかると、女が消えた。

 ──瞬間移動⁈ いや、違う。

 女が消える一瞬前、砂ぼこりが舞ったのが見えた。つまり、目にもとまらぬ速さで走り去ったということになる。

 ──何であんなに加速したんだ? 俺と最初に戦った時はこんなに速くはなかった。最初にアイツが出てきたのは動画の再生と同時だった……動画ってことはもしかして早回しか?

 早送りと同じ要領で加速したのだとしたら納得できる。だが、理屈を考えている暇はあない。女が走って行った方向には正弥の自宅がある。


 エミリオが銃を発砲するが、女にダメージがないようだった。弾丸が深くまで入っている様子がない。

 ──まずいまずいまずい! このままじゃアイツが部屋に入ってくる! ユリコを出すか? いや、でも……。

 正弥は部屋の一番奥で蹲っていた。

 数分前、女と修也が映った動画が急に早送りになり、それに合わせて女の動きが急加速して修也の腕が斬り飛ばされた。

 今は窓際で食い止めてはいるが、女は今にも窓を乗り越えて来そうだ。

 何かを引っ搔いたよう甲高い音が規則的に聞こえて、それは部屋の窓まで登ってきた。同時に、女の両脇に後ろから手が差されて、前でクラッチを作った。

「みんな無事か⁉」

 修也が間一髪のところで追いついた。彼は両脇を差した状態で女を大外刈りで投げた。しかし、屋根の上からは落とせなかった。

 屋根の縁に片手でしがみついて、女は自身の身体を持ち上げた。

 体勢を立て直して修也の近くまで高速移動し、斧を彼の頭に振り下ろした。マチェットで受けるも、加速した斧はひどく重かった。そのせいでお互いの武器が弾かれて、素手同士になった。

 大振りのパンチを打ってきた女に合わせて組み付き、膝蹴りを浴びせる。女の足が浮いた瞬間、首投げを食らわせた。しかし、投げた方向に斧があった。女はそれを掴み、屋根を這って向かってきた。修也は膝蹴りを合わせるが、斧で太腿を斬られてしまう。

 キャサリンが対物ライフルを発砲するも、女は高速移動して回避する。

 ──躊躇っている暇はない。皆を助けるにはこれしかない!

 女をにらみつけて正弥は詠唱する。

「≪統制者T.U.≫!」

 虚空に青白い光が発生し、それはやがて人型に変化した。光が止んでエメラルドグリーンの髪が腰まで垂れ下がった。

「私、参上っ!」

 少女──ユリコはよく通る声で宣言した。

「さて、正弥。今日はなんの用で──」

 ユリコは修也と格闘している女を目にすると同時に、鈴のような目を見開いて固まった。

 正弥の背筋が凍り付いて、脳内時間が停止した。

「誰よその女⁉」

 ユリコが金切り声を上げた。

「おいおい、落ち着けよ。今はアイツをどうにか──」

 エミリオが彼女を宥める。今の状況を打破できるのはユリコしかいないので、冷静に動いてほしい。

 だが、正弥はユリコの二の句を警戒していた。

「ひどいよ、正弥! 私で童貞捨てたくせに!」

 ──終わった。

 乾いた笑いが出てくる。とち狂った女に自宅を襲撃された挙句、自身の黒歴史が露呈してしまった。

「……正弥? 今のマジ?」

 エミリオが肩をゆすりながら呆けた声を上げる。

「イカれてんな……」

 キャサリンが頭を抱える。

「正気かよ……」

 修也は女と取っ組み合いながら唖然としていた。

 ──もう殺してくれ。

 顔を真っ青にして体育座りのまま床に横たわる。その衝撃で正弥の眼鏡が割れた。

「まあ、元気出せよ」

「それどころじゃねえよ……」

 エミリオが励ますものの、焼石に水だった。

「あとさ、よかったらその話聞かせてくれね?」

「えっ?」

 正弥は飛び起きた。

「聞きたいの?」

「滅多に聞けねえもん。勿論俺らだけの秘密にするからさ」

 引かれるとばかり思っていたので、エミリオの反応は予想外だった。

「イカレてるとは思うけど、別に友達をやめたりはしねえよ」

 そう言ってキャサリンはライフルのボルトハンドルを操作し、弾丸を再装填した。彼女の傷はもう既に完治していた。

「俺ごとでいい! 早く外に転送して!」

 修也はそう叫び、四つ組から女を投げ飛ばしてマウントポジションになった。

「……みんなありがとう。ユリコ!」

「オーケー!」

 ユリコの目が緑色に光る。

「ギミック追加! 修也と女を初期地点に移動!」

 正弥の宣言と同時に二人が窓際から消失した。

 PCのモニターを見ると、マウントポジションの修也と女が映っていた。


「頑張ってね。修ちゃん」

 ユリコがモニターを見ながらつぶやく。

「さて、あとは邪魔者だけだな」

 キャサリンが窓際から対物ライフルを構えた。すると、外から銃声が鳴り、窓枠付近から火花と砂ぼこりが上がった。

 立て続けにもう一発、もう一発と銃弾が撃ち込まれて、数発は室内に入ってきた。

「……上等だ」

 彼女はモノアイで銃声の方向をにらみ、ライフルを構え直した。

「狙撃戦なら、これがいいだろう? ギミック追加!」

 窓の外に穴が開いた鉄のシールドが形成された。

「いい要塞だよ、Mother(イカレ) f(野)*cker(朗)!」

シールドが形成されても銃撃は続き、弾丸が着弾するごとに甲高い音が鳴った。

 ライフルを構えているとエミリオが銃身に手を添えた。

「弾道の修正なら任せて」

 キャサリンが頷き、再びスコープを覗く。その際もプレートに銃弾が浴びせられ続けていた。

「ヘタクソ」

 淡々と言い放ち、引き金を引く。発射された銃弾は寸分狂いなく能力者が操作していたノートパソコンを打ち抜いて粉々に破壊し、操作していた人物は屋根から転げ落ちる。

「任務(ク)完了(リア)」

 PCの動画はもう早送りになっていない。


 女の動きが急激に減速していった。速さがなくなれば、武器は斧だけになる。ただ振り回されるだけなら脅威にはならない。

 振り下ろされた斧の柄をマチェットで叩き斬り、折れた斧の刃をキャッチし、そのまま柄を女の口に突き刺して、そのまま電柱に画鋲を刺すように固定した。そうすると女は機械的に電柱から逃れようと手足を動かしてもがいていた。

 口から気体の≪獄界門≫を吐き出し、それをマチェットに浴びせて液体に変えて刃全体に纏わせた。

 毒の刃となったマチェットで女の腹を真一文字に裂く。そうすると、鮮血が赤い帯のようになった。

 鮮血が滝のように流れ出して、やがて皮膚が千切れる。その奥からは腸をはじめとした臓物と背骨が垂れ下がってきた。女の身体は自重に耐え切れずに、腸をこぼしながら上半身と下半身に分かれた。

 上半身についていた両腕は力なくだらんと垂れ下がって、動きが完全に止まった。物言わぬ肉塊となった女は体にノイズが走って全体を覆いつくし、跡形もなく消え去った。

「さて、帰るか」

 修也は元来た道を引き返して正弥の自宅に向かった。

「ん?」

 土だらけになった灰色のパーカーを着た男が十字路を横切った。

「あれは……」

 彼の後を追いかける。


「ただいま」

 正弥の部屋に修也が帰ってきた。

「なあ、私が狙撃した奴は? そっちに行かなかったか?」

 「狙撃したやつ?」とキャサリンに聞き返すと彼は少し後ろを向いて、

「ああ、そいつなら靴紐で拘束して玄関に置いてるよ」

「ならよかった」

 弾痕だらけになった部屋を見回して正弥は椅子にもたれかかった。

 ようやく終わった。女に破壊された窓枠は修復されたが、弾痕はそのままだった。

「なあ、ユリコとの話聞かせてくれよ」

 エミリオが口を開く。余計な事を言いやがってと正弥は思った。

「あ、あー。俺はいいけど、ユリコが嫌がるんじゃないか──」

 彼女を見て首を横に触れと念じたが、

「いいわよ!」

 祈りは届かなかった。


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