錬金術って題材が難しそうなのにすごい読み応えのある作品です!
日常の会話や小さな行動のひとつひとつが、世界観や人物像を自然に立ち上げているところが作者様のお上手なところですね……!読者はさらっと読み進めているだけで、ノンストレスで設定が入ってきます。錬金術という題材も、ありがちなバトルや効率重視の活躍譚……ではなく。観察し、書き留め、向き合うこととして非常に丁寧で緻密なものとして描かれています。穏やかな余韻とともに、この先も彼女の歩みを見守りたくなる。そんな作品です!
日常の中にある素材観察を積み重ねていき、理解する事を重視した描写が、新米錬金術師である主人公の成長を丁寧に描いていると思いました。途中で挟まれる図鑑パートも、物語が進むにつれ更新されていき、設定好きな人には刺さると思います。師匠の謎が今後の物語にどう関わってくるのかを期待させる第一章でした。
新米錬金術師である主人公が、目標のために錬金術の腕を磨いていく異世界ファンタジー作品です。主人公は18歳になったばかりの少女。数年前に失踪した師匠の真意を知るため、一人前の錬金術師となるべく、日夜努力を重ねています。彼女が記していくのは、錬金術に必要な素材を記したアイテム図鑑。考えをまとめ、情報を記し、少しずつ錬金術の深奥を学び取っていきます。先生や仲間に支えられた少女は、目標まで辿りつくことができるのか。ぜひ読んでみてください。
とある錬金術師のゲームをやったことがある身としては、やはりワクワクするものがありますね。図鑑の進捗と、この先の展開が気になります!
となる品を残して失踪した師匠。残された言葉に従って、主人公はその品の謎を解き明かす事に決めます。……が、なにぶん錬金術師としては新米の身。正体不明の物体を一から解き明かしていくなどという難事に挑む為には、まず自身が成長しなければ!という事で修行生活が始まるのですが、主人公を取り巻く雰囲気がとても優しいです。随所で差し込まれる錬金術の素材図鑑も某アトリエのようで楽しく、主人公と一緒に読者が成長していっているかのような感覚に浸れます。
謎の物体、虹の欠片の正体が気になりますこの先、どんな展開を見せてくれるのか、楽しみです!!