非常に生々しく、また、痛々しい作品です。それが、決して子供の立場からは逃げられない『家庭』=『両親との関係』で生じてしまうとは……。『普通ではない』ことが起こっていることが、子供本人にはなかなか分からず、それでもメンタルを削られていくという現象に、怒りを通り越して恐怖さえ感じてしまいます。これもまた、『世間の闇』『社会の暗部』と見做すべきなのかもしれません。改めて、考えさせられる作品でした。