「女子の放課後って、こんなに情報量あるのか…」と、男性目線で見ると圧倒されつつもすごく楽しく読めました。
プリクラ、カラオケ、渋谷のカフェ、横浜女子旅。
“映え”を追いながらも、瑠奈の胸の奥に残る小さな「石」の重さが、さりげない描写で何度も顔を出すのが刺さります。
女子同士の距離感や、隣の席の是枝くんとの“静かな会話”も、男でも「こう見えてたのか」と腑に落ちるリアルさかと思います。
多分男性はこんなに色々考えて生きていない気がします。
1章を読み終える頃には、気づけば瑠奈の明日を応援している自分がいました。
この先、2章でどんな選択と恋の気配が描かれるのか、とても楽しみです。