5-4
「かっこ悪いっていうのは……聞き捨てならないな?」
帽子の砂埃を払い、体を起こしながら、銀磁はアニマを後ろにかばいつつモルスと対峙する。
来るとは思っていたものの、実際に来られると精神的な圧迫感が半端ではない。
自然と背筋に冷や汗が伝う。
そんな銀磁の緊張を見透かしたように、にやにやとした表情でモルスはゆっくりと近づいてきた。
「まさかお腹ぶち抜かれて生きてるとは思ってなかったわねぇ。なに? あなた、虫かなにかなのかしら。首だけ残しておいても生きてるかどうか試してみてもいい?」
「虫で気軽にそういう実験するやつはろくな人間じゃないぜ」
「あたしは人間じゃあないもの。弄ぶのは強者の特権。それがあたしならばなおさらよ――あたしは、『最強生物』というコンセプトで造られたんだから」
距離はすでに五メートルを切っている。だが、そこでモルスは一度足を止めた。
そして、銀磁の後ろに隠れているアニマへと視線をやる。
「だから、あたしは『究極生命体』として作られたソレに興味がある。あたしは『究極生命体』のプロトタイプとして作られたんだからねぇ? ……けど、一通り調べたけど、ダメね。そいつは理論的に調べて分析できるタイプじゃないみたい。あたしと同じで、偶然と不条理の塊みたいな生物よ」
「お前とアニマを一緒にするなよ。アニマの方が万倍可愛いぜ」
「美しいとかわいいはなかなか両立しがたいものだから、仕方ないわねぇ。あたしは美しく強い生物だから、可愛い方はそれに譲るわ。ただ、まぁ。強いっていうところは……譲れないのよねぇ?」
「……来るか」
モルスがやや腰を低くしたのを見て、銀磁もまた、意識を集中させて戦闘態勢をとる。
それから、背後のアニマに言った。
「外に出てろ、アニマ。誰か来たら部屋の中に入ってきていいが、誰も来ない限りは、オレが呼ぶまで部屋に入るな」
「でも……ギンジが」
「大丈夫さ。二度もやすやすとやられはしない。――行け!」
銀磁が強い口調で言うと、アニマは両手でルービックキューブを握りしめながら、素早く部屋の外に出た。それを見て、モルスは楽しげに笑う。
「ふふ……究極生命体と戦う前のウォーミングアップを手伝ってくれるなんて、優しいのねぇ?」
「いいや、あんたが戦うのはオレが最後さ」
「言うわねぇ。優しいだけの格好つけが」
モルスの言葉に、は、と思わず銀磁は笑いを漏らし、帽子を深くかぶり直し、目線を隠す。
隠した目線で、周囲を探り、戦闘の展開を頭の中で組み立てる。
「よくわかってるじゃないか。オレはただの――かっこつけ野郎さ! 【
銀磁は叫び、即座に【疑似磁力・
当然、モルスの体にも銀粉は付着しようとするが、モルスの持つ【エネルギー吸収】の力がそれを阻む。
モルスの体から一定範囲の銀粉は、触れることなくモルスへと純粋なエネルギーとなって吸収されてしまう。
だが、それでいい。大事なのはその吸収できる範囲の確認だ。
部屋を満たすほど大量にまき散らされた銀粉は十分に、確認のための効果を発揮してくれている。
銀磁は壁に付着した【疑似磁力・銀】のエネルギーと自分の体を引きあわせて、忍者のように壁にはりつく。
壁に張り付いた銀磁に向かって、モルスは勢いよく床を蹴り、接近してくる――!
「壁に張り付くなんて、まるで害虫ねぇっ?」
人間離れした速度で腕が振りぬかれ、銀磁のことを薙ぎ払おうとする。
「家畜から害虫にランクダウンか! たいした進歩だな!」
だが、銀磁もまたモルスの攻撃を馬鹿正直に受けはしない。前回と違って、相手の能力はわかっている。十分に周囲の状況も把握できている。
銀磁は常に銀粉をまき散らし、壁に【疑似磁力・銀】のエネルギーがしっかりと付着するようにしながら、疑似磁力による反発と誘引を繰り返し壁や天井を飛び回る。
軽口をたたくほどの余裕は本来ならなかったが、それでも銀磁の口は自然と滑るようにモルスの嫌味に応じていた。
目はモルスの動きを先読みするのに必死で、体は脳からの指令に応えるのに精いっぱい。
なのに口が動くのは、追いつめられて無意識に余裕を探しているようなもので。
縦横無尽に部屋の中を飛び跳ねるように移動しながら、銀磁の口は余裕あるモルスの言葉に勝手に応じてしまうのだった。
「あたしを倒すつもりなら、逃げるだけはそろそろ止めにしてくれないかしらねぇっ? あんまり退屈だと、メインディッシュにさっさと行っちゃうわよっ!?」
「そいつは困ったな……! もう少し楽しんでいってもらう!」
モルスから一発も攻撃を喰らわないようにと神経を使っていた銀磁だったが、モルスの言うとおり逃げ回るだけでは目的は果たせない。
銀磁は奥歯を食いしばり、全力で目から入ってくる情報を正確に処理し、体を動かしながら、腰のホルスターから拳銃を抜いた。
三十八口径、九ミリ弾が七発。
モルスが鼻で笑うのが見えたが、その反応はごもっともなので銀磁は何も言わない。
そもそもこれでモルスを倒せるとは微塵も思っていないのだ。
それでも、撃つ。
「喰らえ……!」
銀磁はモルスを睨みつけ、壁から、天井から、次々と位置を変えて銀磁は銃弾をモルスに向けて放った。四方八方、様々な角度から銃弾が撃ち込まれるが、そのどれもがモルスに届くことはない。
銃弾を前に進めるエネルギーが吸収されて、モルスに届く前に地面に落下するのだ。
だが、落下する瞬間まで、銀磁は銃弾の行く末を七発全て目で追った。
どの部位に、どこまで、銃弾は届くのか。
どこか【エネルギー吸収】の『落とし穴』はないか。
それを確かめながら、銀磁はマガジンを入れ替えて次々と射撃を繰り返していく。
受けるモルスは、足を止めてうざったそうに飛び跳ねる銀磁を眺めていた。いつ襲い掛かろうかとタイミングを見計らっているように見える。
「うざったいわねぇ、ちくちくちくちく、やはり害虫で――っと」
不意に。
モルスが胸の真ん中に飛んできた銃弾を手で防いだ。
心臓の位置よりは、人体の中央より。
他の部分に向けて撃った銃弾よりもはるかにモルスに近い位置まで、銃弾は接近していた。
それを、銀磁は見逃さない。
「そこかっ」
正面から、再び心臓の少し横を狙って銃弾を放つ。
すると、やはりモルスは銃弾を手で防ぎ、そして、面倒そうに銀磁を睨みつけた。
「そう……女性の秘密を暴こうとするなんて、ずいぶんなゲス野郎ねぇ? あなた」
「暴いたところで攻略できないのが辛いところさ。女に縁がないのはいつものことだけどな」
二発、三発と、少しずらしてモルスの胸の中心付近を撃つ。
だが、モルスは守らなかった。モルスの弱点と思しきポイントは直径五センチほどで、そこからはずれているからだろう。
胸の中央、そこに、【エネルギー吸収】の射程が短い場所がある。
昨晩襲ってきた時に胸付近に飛んできた石を手で払っていたのを見て、銀磁は不思議に思っていたが、やはり秘密があったのだ。アニムスとも検討したが、おそらく胸の中央には【エネルギー吸収】の中核となる弱点が存在する。
もっとも、それがわかったからと言って、まだ銀磁に攻略の手はない。
今は、まだ。
だが、これで下準備は完了した。
あとはしばらく逃げ回るだけ――なのだが、銀磁の表情から何かを察したらしく、モルスは冷めた表情で銀磁を見て、ため息を吐いた。
「はぁ~あ……面白くないわねぇ、あんた。やることが小物。あたしの相手にはやっぱり、不足よねぇ?」
「だったらどうだっていうんだ?」
「そんなの決まってる、すぐに倒れてもらうのよ」
そう言って、モルスは大きく右腕を振り払った。
瞬間、銀磁が部屋中にばらまいた【疑似磁力・銀】のエネルギーが全て消える。壁に張り付いていた銀磁は慌てて受け身をとって床に着地した。
それからすぐに周囲の【銀】の反応を探るが、手ごたえはない。
腕の一振りで、バラまいたエネルギー全てがモルスに吸収されてしまっていた。
「これ、疲れるのよねぇ――けど、ま」
銀磁の反撃を、動きを封じたモルスは、前のめりに、倒れるように手刀をかまえる。
その切っ先が、銀磁の首元に向かって、勢いよく飛んでくるが、銀磁に避ける術は無い。【疑似磁力・銀】を発動しようとしながら後ろに跳ぼうとしているが、速度の差は圧倒的だった。
到底間に合うものではない。
どうやっても二度目の敗北、二度目の死は避けられない。
「終わりよ、害虫」
冷酷なモルスの声が響き、銀磁の喉が手刀によって貫かれる。……はずだった。
それは確定した未来。確定した死のはずだったのだが。
「させ……ない……っ」
覆したのは、確定すら覆す『究極』。
扉の影から飛び出して、勇気を振り絞った表情で、モルスと銀磁の間に見えない壁を築いている、アニマの力だった。
「出て来たわね、究極生命体。ちょうどよかったわ、もう、飽き飽きしていて――っ?」
モルスは攻撃を止められたこともさして気にせずアニマに向き直ろうとしたが、すぐに異常に気付いたらしい。
モルスの右手、正確にはその右ひじから先は、その場から全く動かなくなっていた。
突然の出来事に、モルスは慌てふためき、腕をどうにか動かそうとする。
「バカな……! なによ、これはっ? あたしの能力も全く反応しないなんて……このっ、くそっ!」
力づくで引き抜こうとしたり、自身の腕の周辺のエネルギーを吸収してアニマの力を解除しようとしていた様子だったが、全くモルスの右腕は動かない。
やがて、何かに気付いた様子で、モルスは恐れを含んだ目をアニマに向ける。
「究極生命体……あたしの腕に一体なにを……!」
「動かないようにしただけ。そう思っただけ。そう願っただけ。……ただ、それだけ」
アニマはなんらかの能力を行使しているのか、モルスから視線を離さず、ゆっくりと尻もちをついた銀磁の方に近づいてくる。そして、床に落ちていた銀磁の帽子を拾うと、差し出してきた。
「ギンジ……怪我、ない?」
「あ、ああ。ありがとう、アニマ」
「ううん……わたしも戦う、から。ギンジのこと……助けたい」
帽子を手渡してくれるアニマの目には、強い意思の光があった。
銀磁のことを守りたいという、強い意思が。
「わたしは……ギンジに、いっぱい助けてもらったから。いっぱい、よくしてもらったから。だから、今度は、わたしが……!」
覚悟を決めた様子で、アニマがモルスに向かって一歩踏み出す。それに慌てて、銀磁も立ち上がって止めようとするが。
「人形がぁあ――っ!」
それより早く、モルスが動いた。
左手で右腕を肘から切断すると、再び体の自由を得る。そして、驚き固まるアニマに向かって、周囲に転がっていた瓦礫の欠片を拾い上げ。
「あたしが――最強よ!」
「あああああ――――っ!?」
銃弾のような速度で飛来した礫がアニマの右目を潰す。アニマは右目を抑えるが、まぶたがぱっくりと割れた目の周辺からはとめどなく血が溢れてしまっていた。おそらく眼球の方も無事では済んでいない。
「アニマ!」
「動くな害虫!」
素早くモルスが再び礫を投擲するが、物理攻撃ならば銀磁にだって楽に防げる。【疑似磁力・銀】の銀粉を噴出して礫を防ぐと、銀磁はアニマを抱え、一旦廊下へと飛び出した。
そして、すぐに腰のバッグから取り出した鎮痛剤をアニマの体に打ちこむ。
「う……く……うう……ごめん……なさい……ギンジ……」
「謝るな。こっちこそ、怪我させて悪かったな、アニマ。けど、助かった。命拾いしたぜ、アニマのおかげで」
「わた……し……助けられた……? わたしも……ギンジのこと、助けられた……?」
「ああ。だから少し休んでろ。あとは……オレが決めてくる」
銀磁が言って立ち上がると同時、外から巨大な爆発音がした。
予定にあった『合図』の音。実にいいタイミングだと、銀磁は口元にわずかに笑みを浮かべながら、再び部屋の中に入る。
部屋の中では、モルスが右腕の止血をしていた。ただ、やはりただの人間とは違うのだろう。右腕の出血はもう既にほとんど止まっている様子で、痛みも感じていないように見えた。
「……ああ、来たのねぇ。とってもいい知らせがあるわよ? あなたの仲間のロボット、外で大爆発したんですって」
どこか気だるげな様子で言うモルス。妖艶にも思える表情で、くすりと笑う。
「それなりにもった方だろうけど、惜しかったわねぇ? これからこっちに部隊が回されるわ。あなたたちは袋のネズミ。逃げ場はないわよ」
「なら、すぐにお前のことを倒さないとな、モルス」
帽子の位置を直しながら言う銀磁に、モルスは呆れた様子で言い返す。
「頭でもおかしくなったのかしらねぇ? 究極生命体に頼るかと思ったら、そういうわけでもなし。あなたじゃ勝てないわよ? それとも……かっこうつけたいがために、意味もなくそんなこと言ってるのかしらねぇ?」
「意味はあるさ。だが……かっこうつけっていうのは否定しない」
『秘策』はまだ来ない。
その到来を待ちながら、時間を稼ぐため、銀磁は口を動かす。モルスの動きに十分に気を付け、いつでも能力を発動できるよう身構えながら。
「オレにとっちゃ、かっこうつけることが何より大事だからな」
「あら、アホで中身のない男もいたものねぇ」
「言うなよ。そんなのはオレが一番よくわかってる――けどな、当然の話なんだよ」
昔からそうだった。きっと、産まれた時から。
思えば、ぼうっと生きてきた。
やりたいことも成したいこともない。親が死んでようやく動いた。
格好つけるというただ一つの信念だけが、銀磁の歩みを、人間としての生活を支えている。
「オレは、未来に望む夢も、顧みるべき過去もない」
生き物として生存欲求に従って生きているが、それこそ明日死んでも特に悔いはないだろう。
今は少しだけ、違うかもしれないが。それもほんの「少し」だけだ。
「だからオレは、『今』、かっこうつけることにすべてを懸けようって、ある日決めたのさ」
「なぁるほど。あなたが究極生命体を庇う理由がなんとなくわかったわ」
楽しげに笑みを浮かべて、モルスはせせら笑う。
「空っぽなのねぇ、あなたも、究極生命体も。仲間意識で守ってあげてたってわけ」
「空っぽに見えるのは、純粋で優しいから――らしいぜ? 誰かが言ってた気がする。それに……」
どこかで聞いた誰かの温かい言葉を思い出し、慰められながら、銀磁は日々成長するアニマのことを想う。
「それに……今は少し違う。アニマはきっと、オレより中身のある人間になれる。ずっと人間らしく、オレの考える『人間』らしく、なってくれる」
だから、と。
銀磁は帽子のツバの下から、モルスを睨みつけた。
「ここで終わらせるわけにはいかない。お前はここで倒していく」
「ふ、ふふ、言うわねぇ? けど、何が出来るっていうの? 仲間は爆発、究極生命体にも頼らない、あなたの力はたかが知れてる。今度こそ首を刎ね飛ばしてあげるわ」
「やってみな。けど……その前に一つ、良いことを教えてやるぜ」
ちらりと、銀磁はモルスが侵入するときに空けた壁の穴の外を見た。一瞬、ちかりと合図の光が闇夜に光る。それに、思わず口元が緩むのを感じながら、警戒した様子で左手を構えるモルスに告げる。
「メイドロボっていうのは――ご主人様が死ぬまでは、絶対死なないものなんだってよ」
「は? なにを――!?」
本気の戸惑いの表情をモルスが見せた瞬間、四つのパーツがモルスめがけて飛来する。
それは手足。
よく見なれた、アニムスの、メイドロボらしい機械の手足――!
「よく来たぜ、アニムス! 力借りるぞっ」
四本の手足の内、右腕だけが銀磁の手の中に納まる。一部が変形して、その形はほとんど槍のようだ。
残った三本の手足は、モルスの動きを妨害している。普通ならエネルギーを吸われてしまうが……アニムスの手足は『魂』が宿った、アニムスの体の一部分。
爆発をカモフラージュに身を隠し、遠隔で飛ばしたものであっても。
モルスの力は通用しない。
「そ、こ、だぁああっ!」
銀磁はアニムスの右腕の槍を構えて、銀粉をまき散らし、【疑似磁力・銀】によって得た爆発的な勢いに乗ってモルスの胸に向かって槍を突き入れた。
アニムスの手足に邪魔されて、モルスは防御することも出来ず、アニムスの右腕の槍をその胸の中央に受ける――が。
槍は、貫くまでには至らなかった。
エネルギー吸収が働いて、皮膚を貫き、わずかに胸骨を折る程度にとどまる。
それを見下ろして、モルスは唇を喜びにゆがめる。
「残念……だったわねぇ? けど、褒めてあげるわ。最強のあたしにここまで傷を与えたことは」
「いいや。こいつで終わりさ、モルス」
「何を言って――げ、っは、あ?」
ズドン、と音を立てて。
モルスの胸を、アニムスの腕が貫通した。
以前に銀磁も喰らった、内蔵のアームパンチ機能によって伸びた腕。
それが深々と、モルスの胸を、能力の核を、貫いていた。
「うで……の、び……? なんで……」
困惑を露わにするモルス。その体から、力が抜けていくのを、銀磁はアニムスの腕伝いに感じていた。
「オレの相棒は、ウザったいくらい機能豊富な、メイドロボなんでな」
「そんな……あた……しが……あたしは……最強の――」
モルスが力なく手を上げて、銀磁に掴みかかろうとしてくる。
対する銀磁は、冷たい眼差しでそれを見ながら、別れを告げた。
「あばよ、モルス」
銀磁は【疑似磁力・銀】を発動させ、疑似磁力で勢いを得て、アニムスの腕でモルスの心臓付近から脇腹まで、勢いよく肉を引き裂いた。
ぴしゃりとアニムスの腕から血を払うと同時、モルスがその場に倒れ落ちる。
それを見下ろし、銀磁は短く息を吐いて。
「……おわ、った……!」
強敵との戦いを生き残った喜びに、思わずそうつぶやいて天井を仰いだのだった。
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