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くもはバニラアイス

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概要

バカな詩人が世界を思う時、涙はバニラアイスの雲に変わる。
午後三時、空をバニラアイスに見立てる“ぼく”の空想からはじまる物語。猫や天使とのやり取りを通じて、悲しみの涙が世界の雲をやさしく甘くするという、小さな希望が描かれます。空を見上げる心を忘れないこと、空想が世界を少しやわらげる力になることをそっと教えてくれる、やさしくてあたたかい童話です。
  • 連載中 全1話
  • 4,309文字
  • 更新
樫木佐帆 ks
  • @ayam

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