AI小説ってアリ、ナシ!?

夕日ゆうや

私なりのAI小説への考え

 こんにちは。夕日ゆうやです。

 断っておきますが、私はただの趣味で小説を書いているだけの、専門家ではありません。

 その点だけご理解を頂きたい。


 さて。

 私の個人的なAI小説の解釈を語っていきたいと思います。


 その前に、AI小説とはAIに書いてもらう小説のことです。定義はまだ定まっていないので、どの程度AIに手伝ってもらってものを指すかは分かりません。

 AI補助。AI一部利用など、様々な定義、言葉が生まれることが予測できます。


 話を戻します。

 AI小説はなんだかんだ言って、世間に浸透していくでしょう。

 最初は否定されるけど、使い勝手がいいものは大衆に受け入れられるのは世の常です。

 オタク文化だって昔は犯罪予備軍とか言われていましたからね。今では鬼滅の刃、推しの子、……といったように世間に浸透しつつあります。その経済効果も何兆円単位になりつつありますし。

 他にもパソコンやスマホなどなど。

 世間に浸透していったのはたくさんあります。


 ですが、AI小説が浸透すると、今度はAIを使用していない作家さんが何時間もかけて書いた小説を辞めてしまう恐れがあります。

 天然で書いてきた小説家がやめていくと、業界全体の縮小に移るでしょう。

 そこでさらにAI小説を投稿し、編集者さんが描いた物語が展開されるようになり、出版社の大きな支えになるでしょう。

 正直、天然の小説家よりも、安定してかつ安くすむ可能性が高いからAI小説が次世代を継ぐものになるわけです。

 そうなると、編集者さんもそんなに複数人いらなくなってきます。

 しかも書いた内容を記録・改稿できる力がAIに備わってくると、その編集者さん自身もいらなくなってきます。

 そして結果的にAI小説は個人で楽しむAIとのコミュニケーションツール(?)のようなものに移り変わっていくでしょう。

 個人で楽しむものになり、小説はAIで読むものになるでしょう。

 誰も書かずに、AIが勝手に書いてくれるもの。

 そこまで行くと、今度はAI小説に依存した人が現れ、AIの間違いに気がつかずに人間社会を少しだけ変えていくと思います。

 それがどの程度、社会現象になるかは分かりませんが、そう近くない将来そうなる可能性が高いかもしれません。


 AI小説は新しい文化の一つになりえます。


 これを消すか、消さないかは、あなたたちの行動にかかっています。




 ……とはいえ、私はAIを使おうとは思いません。

 あと、AI小説に新しい展開や名前、文化などを教える必要があるので、そのあたりの教育という仕事が増えそうです。


 それとAI小説を非合法にする流れもありえます。

 小説にAIを使うな、と。


 どの道を行くのもあなたたち次第です。


 天然の作家としてずっと頑張っていくのも。

 AIに頼りっきりで一つのコンテンツを書き換えるのも。

 自身がAI小説作家になるのも。


 さあ。

 みんなで決めていきましょう。

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