第二話 そもそもなんで自己嫌悪してしまうのか
自己嫌悪、辛いですよね。正直、ナルシストみたいに、自己肯定感が高く生きられたらどれだけいいか。
僕は何度も何度も楽しく生きる方法を考えてきましたが、おそらくそれを考えている時点でダメなんでしょうね。
でも、例え大変でも、幸せならいいなぁと。そう思ってしまいますよね。
でもですよ、皆さん。この話のタイトルにもありますが、そもそもなんで自己嫌悪なんて存在するんでしょう?
人間、辛くないほうがいいと思いはしませんか。
さて、そこでなんですが、みなさんはダーウィンの進化論を知っていますか?
もしかしたら話のオチの予想がついた方もいるかもしれませんが、ダーウィンの進化論では、進化して、有利なものが生き残り、不利なものは自然に淘汰されるのです。
――そう、つまりそういうことです。
自己嫌悪も、おそらくその過程で有利だということになって、淘汰されずに残ったのではないでしょうか。
もちろん、自然の中に生きていた頃の人間と、今、目まぐるしく変化する中で生きている僕たち現代人の自己嫌悪は、大きく異なるものかもしれません。
しかしながら、「自己嫌悪」というものの本質は変わってはいないと思います。自己嫌悪の中の建設的な部分が、反省というのに繋がっているのですから。
おそらく、僕たちの祖先もなんで自分はできないんだと思うことはあったでしょう。
ですが、それでも淘汰されず、むしろ自己嫌悪する、いや、自己嫌悪できる性質がひろがっているということは、生存上有利だったからですよね。
ならば、僕たちが自己嫌悪するのも単純に悪いことだと決めつけるのは早計ではないでしょうか。
僕たちもそれにより成長できるということを示唆しているかもしれないのですから。
とはいえ、昔の人はこんなにも辛かったのかって?
どうでしょうね。現代は先述した通り、目まぐるしく変化し、地域の共同体という意識も薄れ、格差は一層拡大しています。
昔の人はもう少し包容力のある社会にいたかもしれないというのは否めません。けれど、現代人も、現代にしかない利点がきっとあるはずです。
それはスマートなことだとは言いません。スマートフォンは現状、情報過多や、依存で害悪になっている場面が多いのは明らかですしね。
それに、なによりもSNSの比較による自己嫌悪というのが皆さんにとっては一番の害悪でしょう。
でも、それによって得られるもの、緩和されるものもあるかもしれません。
それは、匿名で相談できることや、ネットで繋がれることなどです。(そして、僕のこのエッセイも得られるものですね。役に立っているといいな笑)
昔の人と現代人は絶対に違いはありますが、現代人しか享受できないこともあるとわかりましたよね。
どうですか。多少は自己嫌悪に対する姿勢が変わりましたかね。
もちろん、自己嫌悪はつらいことにはつらいです。しかし、それがもしかしたら社会を生き抜き、有利な立場をとるのに適しているかもしれないと思うと、少しだけイメージが変わりませんか。
もちろん、自己嫌悪だけして動かなければ、変わらないかもしれません。
でも、自己嫌悪している時点で変わろうとはしていると思います。もうその時点で、あなたは自己嫌悪をしない、反省せずに楽しく毎日を過ごす人よりは可能性があるんです。
僕だって、毎日勉強できないって自己嫌悪して、ダラダラしているように周囲には見えるそうですが、一応勉強の質をあげ、自分のいける範囲では一番の進学校に行けています。(ちなみに、現状も毎日自己嫌悪しています笑)
積極的に自己嫌悪しようとは思いませんし、したくないですが、こう聞くと、別に自己嫌悪自体への嫌悪感は減ったのではないでしょうか。
楽しくいきましょう。
でも、やっぱり辛くなったら吐き出すことが大事です。家族や友人、ネットでもいいと思います。自分を解放してあげてください。
そうしないと、自己嫌悪は自分の中で溜まり続け、ある日ダムのように決壊します。そのとき、ダムを制御できなかったとおそらくあなたは一層自己嫌悪をするでしょう。
ぜひどこかにご相談を。病気になったら本当に大変です。
この文章が、誰かに届いていると嬉しいです。もし、少しでも気が楽になったという方がいましたら、コメントしていただけると嬉しいです。
ご自愛ください。
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