自己嫌悪について――辛いあなたに知って欲しい――

干し焼き芋

第一話 「自己嫌悪」という名前について

 どうも。干し焼き芋です。僕の自己紹介など誰も求めていないと思うので、早速本題へ移ります。


 今話のテーマは、「自己嫌悪」という名前についてです。


 少し話は外れますが、みなさん、「反省」という言葉、きいたことありますよね。この「反省」という名詞、見て、どんなイメージを抱きますか?


 もしかしたらいいイメージを抱いた方もいるかもしれません。反省は成功へと繋がるワンステップですからね。


 ですが、多くの人はネガティブなイメージを抱いたのではないでしょうか? さて、それは何故でしょうか。


 シンキングタイムです!


 チクタク


 チクタク


 チクタク


 チーン!


 正解は、おそらくその文字です!


 再度、「反省」というこの文字を見てください。どうですか? 言われてみると、響きというよりは文字でネガティブな印象を持っているのではないでしょうか。


 正直、「反」という文字だけで「反逆」「反則」「反故」と、悪い意味の熟語ばかり浮かび、だいぶ悪いイメージに持っていかれますよね。


 つまり、おそらくですが人間はその単語に使われている文字のイメージから判断していると思われます。え? 本当にそうなのかですって?


 エビデンスはありません。臆説です。まあ、あなたが見てた自己嫌悪の対策サイトも使えなかったでしょ? エビデンスなんてそんなもんです。


 ただ、少なくとも多少は関係していると僕は思っています。


 さて、そこでです。



 「自己嫌悪」



 この文字を見てどう思いますか?


 もう、見た瞬間にネガティブなイメージを持ちますよね。(僕は、自己嫌悪について調べすぎてある意味悪いイメージしかないですが笑)


 定義的には、あっていますよ。「自己」を「嫌悪」しているのですから。


 ただですね、やはり印象は悪いんです。それが行けないと思うんですよ。


 自己嫌悪って、することによって結果的に改善に繋がるかもしれないじゃないですか。(これについてはまたあとの話で詳しく取り上げようと思います。)


 だったらですよ? 例えば、いっそのこと「自己嫌悪」を置換して、「自己改善(自己を改善する)」としてしまいましょう。


 「自己嫌悪してしまう」と、「自己改善してしまう」という表現。それぞれ、どう感じますか?


 後者だと、むしろ肯定的なことを否定的に表現して、謙遜しているようにきこえますよね。


 つまり、「自己嫌悪」が悪いと思ってしまう、それによってより自己嫌悪に陥るという悪循環を生み出している諸悪の根源の一端は、皮肉にも「自己嫌悪」という言葉自体のイメージなのです。


 自己嫌悪している人はこの単語から、いけないことだと思ってしまう。このことがまず問題です。


 そこで、伝えたいことがあります。


 一人で悩まないでください。正直、誰かに相談しろということは調べればいくらでも出てきますよね。でも、でもですよ?


 ……ここならば僕にぶつけてもいいんです。


 いや、僕にのです。


 正直、無料で使えるのに逃す手はないと思います笑


 もし悩んでいるという方は、ここのコメント欄でもいいです。次の話のコメント欄でもいいです。dmで僕に送っていただいてもいいです。


 もちろん、僕でなくてもいいです。


 ぜひ一度、言葉にして。吐き出して見ましょう。


 あなたの自己嫌悪の程度は分かりません。それでも、僕も自己嫌悪をしていましたし、いまもしてしまっています。


 「自分は、本当に困っている人よりも軽い悩みなんだから、相談する権利なんてない」「本当にこんなことで相談していいんだろうか」そんなこと思わなくてもいいんです。


 まず吐きだしましょう。善は急げです。ぜひ、言葉にしてみてください。


 さて、次回は、自己嫌悪についてより掘り下げていきます。どうぞお付き合いくださいませ。

 

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