第4話
「俺から言える事は…今回は手を引いた方が良いかもよ。」
謙人を密偵として荒木先輩に探りを入れさせた。
で、報告&奴の答えがこれだ。
「なんだなんだ?日寄ったか?謙人。そんなヤバい奴なん?剣道初段はどうした。」
「いや、剣道関係ねえし。ただな、莉愛には多分太刀打ち出来ないと思う。ってかもうこの先もこんな事やめろ。他に生き甲斐何か見つけろ。」
「おいおい、人生の説教か?デカく出たなぁ謙人。いきなりどうした。」
「いきなりじゃねえよ。ずっと思ってたぞ。単純に友達として心配だ。」
「分かった分かった。ご忠告痛み入りますよ。まあ今回の事は乗り掛かってるからせめて相手だけでも知りたい。それ位は良いでしょ」
まあ多分この先も当て馬は止められないとは思うがな。今回は働いて貰った謙人に免じて岩見先輩はソコソコで手を打とう。この先また何か謙人には協力とか必要になるかもだしな。
「うーん…やめといた方が良いと思うけど…一応忠告はしたからな」
そう言って謙人は私の肩を両手でポンっと叩いて襟を正した。
何だよ意味深だなあ…
戦場にでも送り出す母上様かよお前は。
ちょっと気味悪いけどまあ命までは取られないだろ…多分…
○○○○○○○○○○
岩見先輩には事前にいつもの方法で位置情報のアプリを入れてある。
えっと…今は…
大学の資料室…?
怪しい〜〜〜!!!
今は授業中の時間だ。
岩見先輩は4年生だから多分授業はそんな無いだろうが下級生なら大体時間割は授業で埋まってる。
大体こう言う時は誰かと逢引してるのが通説だ。
相手は同学年辺りか?
まあ取り巻きの誰かの可能性も高いが、一応確認しに行ってみるか。
とりあえず私は今回授業はサボる。
まだ位置情報では岩見先輩は資料室から動いていない。
中でおっ始めてるのか?
うーん、他人のマグワイを覗き見る趣味は無いが…
まあ相手をそっと確認したら退散しよう。
音を立てない様に時間をかけてそーっと扉を開ける…
音を立てない様にソロソロと中に入る…
カーテンは閉め切られてかなり薄暗い…
まあヤってるならそんなもんか。
でもそれにしては静かだな…
グエッ!?
いきなり後ろから首を締め上げられた!
そして…
意識はここで途切れた…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます