第3話
うーん、分からん…
岩見先輩に近づいてかれこれ1ヶ月は過ぎていた。
なんだかんだで取り巻き達と逆に仲良くなってきているし私…
「てかさー岩見くん本命居るのかなあ…私遊びのままでも良いんだあ…本命さえ居なければ」
「わかるー!1番になれなくてもぉ〜1番が居なければいいんだよねぇ〜!」
私はただ1番が知りたいんじゃ〜
引っ掻き回して私に振り回されて欲しいんじゃ〜!
何か知らんが軽く飲み会をしている。
情報リサーチのため参戦しているが、ただの愚痴大会でまるで無駄な時間を過ごしている…
本命出来たかもの噂はデマだったのか?
面倒だから離脱しようかなあ…
「でも岩ミン最近ちょっと様子違うんだよねー。多分何か居るんだよなぁ」
お!お?おお!?その話詳しく!
「えぇ〜!?ホントですかぁ〜!?莉愛ショックぅ〜どんな子だろぉ〜気になっちゃう〜」
ぶりっ子炸裂!皆の者、さっさと情報寄越しやがれ。
「ハッキリこれってのは無いんだけどさー。今までだと割と簡単に部屋に入れてくれてすぐエッチまでいってたんだけどねー。最近予定がとか言われて部屋に入れてくれないの。」
「えー?でも私こないだラブホ行ったよー?」
「単にタイミング合わなかっただけじゃない?」
「あ〜!でも最近キスはしてくれなくなったかもー!」
「それ、私も思ってた〜!」
それ、十中八九いますやん。想い人。
馬鹿なのか?コイツら。
まあ馬鹿だから岩見先輩と付き合ってるのか。
「でもさー、それらしい女がわかんないんだよあー。
「それなー。有る意味皆平等だからなー。特別そうな女が分からないんよなー。まあ遊んでくれるならそれで良いかなー。」
「それなー」
「それなー」
「それなー」
「それなー」
じゃねぇわ。マジ使えねぇなコイツら。
まあ1番年下の私の飲み代を少し安くしてくれたから大目にみてやる。
今回で分かった事は多分岩見先輩には想い人が居るであろうと言う事くらいか。
別方面から探ってみるか。
○○○○○○○○○○
「荒木先輩〜!」
岩見先輩の友達の荒木先輩に接触を図る。
友達だから女供に言えない悩みとか言ってるかも…
「えーと…佐倉さん…だっけ?」
「ハイ〜!岩見先輩と仲良くさせて頂いてますぅ〜!」
「あ〜あの中の1人なんだね〜。大変でしょ岩見あんなだから…悪い奴じゃ無いんだけどね〜」
「えへへ、私も分かってて付き合ってますからぁ〜」
「健気だねぇ…で、俺に何か用?」
「最近噂になっててぇ〜、岩見先輩って誰か本気で好きな人出来たってぇ〜…1番になれないのはわかってるんですけどぉ〜どうしても気になっちゃってぇ〜」
「う〜ん…」
はよゲロれ。このキャラ続けんの辛いんだよ!
「俺からは何も言えないかもなぁ…やっぱりそう言う話は直接本人に聞いた方が良いかも…ごめんねー」
チッ
こっちもダメか…
でも何か知ってそうな気もするな…
暫く通って気を緩ませて聞き出すか…
「あれっ?荒木先輩!…と莉愛?何してんの?」
「謙人!?荒木先輩と知り合い!?」
「うん。昔剣道習ってた時道場一緒だった。同じ大学って知ってたまに会うんだ。道場のOB会とか」
「へぇぇぇ!」
「それじゃあ私はお邪魔なんで行きますねぇ〜ではでは〜」
これは意外なチャンスだぞ。
何とか謙人を抱き込んで荒木先輩から真相を聞き出してやろう。へっへっへっ
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