異色の組み合わせが目を引きひたすらシュール、そしてカツ丼が美味しそう

タイトル思わず二度見しました。
いえ、三度見・四度見して、凝視しました。
カツ丼とブラックホール!?
異色すぎる組み合わせです。
一体どんなカツ丼食ったらこんな発想出てくるんだ!?
ハルマゲ丼!?

本編の様子も実に独特でシュールです。
穏やかなオフィスに突如表れた理不尽、ブラックホール。
何で、どうして、とか、一切説明なしです。
そんな野生のブラックホールが無慈悲かつ容赦なくあらゆるものを吸い込んでいく一方で、主人公は最後の晩餐とばかりにカツ丼を堪能します。
これがまた美味しそうなんですよ。
一つ一つを丁寧に、味わって食べているのが感じられ、カツ丼への愛が伝わってきます。
一方で、吸い込まれていくオブジェクトも実に描写が丁寧です。
序盤に吸い込まれたものの衝撃度でガッチリ心つかまれてしまいましたね。
以降もいろいろ吸い込まれていき、そこにちょっとしたドラマも感じられます。

唯一無二の、まさに「ユニーク」の言葉が似合うカツ丼飯テロ作品でした。
ご馳走様でした。

その他のおすすめレビュー

お仕事中の情シスさんの他のおすすめレビュー635