概要
私には、貴方を幸せにする資格なんてないから
高校一年の冬。七瀬葵は一世一代の告白をした。相手は、成績優秀なクラス委員長の織江汀。社交的でクラスメイトからの信頼も厚い汀は、その優れた容姿で異性からの人気も高い、高嶺の花的存在だった。そんな汀を、高校に入学し始めて教室で見た葵は、一瞬で心奪われた。つまりは葵の一目惚れ。初めは少し話せただけでも幸せだったはずの葵。けれど大きくなる恋心はとどまることをしらなくて、ついに葵は、なけなしの勇気を振り絞って、告白を決意した。熱に浮かされたようなふわふわとした気持ちで、自分が好きになった相手のことなど、ろくに知りもしないくせに。