第2話 愛の補充・・・?
キーンコーンカーンコーンカーン♪
学校のチャイムのカーンが一個多かったことを頭の隅で感じながら帰りの準備を始める僕。
僕の席の前で一人の男が机に手を置く。
「正徳。一緒に帰ろうぜ~」
彼の名前は木村瑛人。
学校一のイケメンで陽キャで爽やか。完璧な男。
人族の【勇者】に生まれて人の希望として生きている。
普通に妬ましい。そのスペックを頂戴。
周りからモテてるが、彼には彼女がいるので意外と周りに人が集まらない。
僕は瑛人を見ながら荷物をまとめる。
「いいけど彼女さんのことは?」
瑛人は頬をかきながら
「今日は大丈夫らしいからな」
僕はその言葉に納得して荷物をもって立ち上がる。
瑛人が後ろからついてきて教室を出た。
帰り道、僕と瑛人は二人、道を歩く。
僕は瑛人と自分の彼女について話しあう。
「おっともうお前の家か。」
いつの間にか家の前についていた。
瑛人が家の前に来て
「今日家で遊びてぇなぁ」
と瑛人がすごい腹が立つ顔でちらちら見てくる。
僕はため息をつきながら言う。
「はぁ。姫乃さんがいいならいいけど」
そう言いながら扉を開けるとそこには何故か裸エプロンでチョコ塗れな僕の彼女、朝倉姫乃がいた。
僕は即座に瑛人の目を潰して姫野さんに駆け寄る。
「いだぁああぁぁあ!!!」
後ろで瑛人がなにか叫んでるが気にせず姫乃さんを抱きしめる。
「姫乃さん。なんでこんなことに!?」
姫乃さんは舌を少し出して
「チョコを作ってあげようと思ったら·····こぼしちゃった。」
バレンタインじゃないんだから·····って別にチョコはバレンタイン以外でも作っていいよな。
チョコ塗れな姫乃さんを横目に、僕は忘れていた瑛人のもとに行った。
「すまんな瑛人今日は無理ってことで」
「お前人の心とかないのか!?」
「瑛人への人の心なんて捨てちまったよ。」
「終わったぁぁ!!」
瑛人が諦めたように天を仰ぎ、
「まぁ彼女さんに頼んでおいてやるから」
瑛人は目を抑えながらグッドポーズをこちらに向けた。
僕はそんなこんなでいまだに悶えてる瑛人を家の外に放り出して瑛人の彼女さんにLINE送って僕は姫乃さんを連れてリビングに来てソファに座る。
それから姫乃さんに学校のことを話す。
これは付き合ってからずっとしてる習慣だ。
僕が姫乃さんに一目惚れして告白してから抱きらずっとと言っていいだろう。
そんな話をしていると20分が経っていた。
なので二人で晩御飯を作って仲良く食べた。
大変美味でした。
そのあとはお風呂掃除を済ませてお風呂に入った。
ちなみにお風呂に一緒に入ることが度々あるが今回は1人ずつだ。
ちょっと今日はね・・・・?うん。
最近しまくったせいで・・・・・きついのよ。
お風呂後でのんびりしていたら、お風呂から上がってきた姫乃さんが床に座って手招きする。
「しょう君来て。」
僕はいつものように導かれるままに姫乃さんの膝枕される。
「よーしよーし。しょう君かわいいねぇ♡」
姫乃さんが僕の頭を撫でて囁いていく。
「うん!」
僕は無邪気に微笑み、その身を姫乃さんに預ける。
そんな時間を過ごしたあと、2人は寝室に入る。
僕はベッドの中に入った。姫乃さんはその場に立ち尽くし顔を俯かせる
「姫乃さん?どうしたんですか?」
すると姫乃さんが急に顔を上げる。
「さぁしょう君♡いーーっぱいしようねーーー!!!」
そして姫乃さんが僕に飛びついてくる。
凄い力強く抱きついて離さない。
目も漫画とかの表現で言うならハート目だった。
僕は少し抵抗するが歯が立たず、押し切られていく。
「ちょっ····!姫野さん!!今日はだめだってぇぇ!!」
そして2人は(ピー)で(ピー)して(ピー)(ピー)(ピーーーーーーーーーーーーーーー)
都合により、話を変更してお送りしています。
2時間後
「良かったね。しょう君。」
満面の笑みで言ってくる姫乃さんに僕は少し呆れを見せた。
「あははは······」
しょうがないなぁ姫乃さんは·····
「いいね。少しずつ狂いが出てきている。もうすぐかもね。」
僕はまた聞こえたその声のことを頭の隅に置いて、姫乃さんに抱きついた。
_____________________
のんびり書いていきます。あと前にもこの作品を出したのですが、理由があって消したので完全リメイクで出してます。
前に見てた人は前とは違う部分も楽しんでほしいです。
初めて見た人は単純にこの作品を楽しんでくれたら嬉しいです!
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強欲な男の恋愛奮闘劇~大好きを守るため俺は命を賭けよう~ マヨネーズ伯爵 @goa0718
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