『俺達のグレートなキャンプ176 団小屋の店名を考えようか』
海山純平
第176話 団子屋の店名を考えようか
俺達のグレートなキャンプ176 団子屋の店名を考えようか
「うおおおおおおっ!」
石川の突然の雄叫びが、秋晴れの空に響き渡った。その声は山々にこだまし、遠くでカラスが驚いて飛び立つ音が聞こえる。キャンプ場に張ったテントの前で、彼は両手を大きく広げ、まるで世界の頂点に立った王者のように胸を反らせている。その目は異様に輝いており、瞳孔が開いて黒目がちになっている。頬は興奮で紅潮し、額には汗が浮かんでいた。何か恐ろしいことを思いついた時の独特の表情だ。口角が不自然なほど上がり、歯を剥き出しにして笑っている。
「どうした石川!?何か危険生物でも出たのか!?」
千葉が驚いて焚き火の薪を取り落とした。カラン、と乾いた音が鳴り、薪が地面で跳ねる。彼は立ち上がり、辺りを見回す。その動きは慌ただしく、手は空中で宙を掴むように動いている。目は大きく見開かれ、白目の部分が普段の二倍は見えている。
「ついに思いついたぞ!今回のグレートなキャンプの暇つぶしを!これまでで最高にグレートな、いや、スーパーグレートな暇つぶしだ!」
石川は拳を握りしめ、天を指差す。その指先は小刻みに震えており、興奮が抑えきれない様子だった。足は地面を小刻みにステップし、まるでボクサーがリングで跳ねるような動きだ。呼吸も荒く、肩が上下している。Tシャツの背中には既に汗染みが広がり始めていた。
「ま、まさか……また……」
富山が折りたたみ椅子から腰を浮かせた。いや、正確には腰を浮かせようとして、力が入らず中途半端な姿勢で固まっている。彼女の顔には既に深い不安の色が濃く浮かんでおり、眉間には深い縦皺が刻まれている。口元はわずかに引きつり、下唇を噛みしめている。両手は椅子の肘掛けを強く握りしめ、指先が白くなっている。過去175回の奇抜なキャンプで培われた、危機察知能力が最大限に発動していた。彼女の第六感が、今回も面倒なことになると告げているのだ。
「キャンプ場から歩いて十分くらいのところに、新しく開店する団子屋があるんだが……」
「うん、昨日看板見たね!『近日オープン』って書いてあった!木造の綺麗な建物だったよね!」
千葉が目を輝かせて頷く。彼の表情は純粋な好奇心に満ちており、まだ石川の言葉の真意に気づいていない。両手を胸の前で組み、体を前のめりにして石川を見つめている。まるで子供が面白い話を聞く時のような姿勢だ。足はつま先立ちになっており、期待で体全体がわずかに震えている。
「その団子屋の店名が、まだ決まってないんだ!看板のスペースが真っ白なままだったろ!?」
「そういえばそうだった!」
「だから!」
石川は一度間を置いた。その間、彼は周囲を見回し、まるで重大発表の前のドラマチックな沈黙を演出するように、大きく息を吸い込んだ。胸が大きく膨らみ、両腕を広げる。そして——
「俺達がグレートな店名を考えてあげよう!これが今回の暇つぶしだぁぁぁぁっ!」
ドンッ!と石川が自分の胸を拳で叩いた。その衝撃音は周囲に響き、近くでテントを設営していた若い家族連れが驚いて振り返る。父親は金槌を持ったまま固まり、母親は幼い子供を抱きしめて身を縮めている。
「はぁぁぁぁぁぁ!?」
富山の悲鳴にも似た声が響いた。その声は高く、まるで何か恐ろしいものを見たかのような絶叫だ。彼女は勢いよく立ち上がり、椅子が後ろに倒れて地面に転がる。ガシャンという金属音が響く。両手で頭を抱え、髪をくしゃくしゃに掻きむしる。髪が乱れ、前髪が額に張り付いている。目は見開かれ、口はぽかんと開いたままだ。顔面は蒼白で、血の気が引いている。
「ちょ、ちょっと待って石川!何言ってんの!?店名なんて勝手に考えて……いや、そもそも頼まれてもないのに!他人の店に勝手に口出しするなんて!しかも店名って一番大事な部分でしょ!?」
富山は両手を激しく振り回しながら叫ぶ。その動きは混再試行海ごめん、ト書き全部長すぎ
短いのもたまに書いて俺達のグレートなキャンプ176 団子屋の店名を考えようか
「うおおおおおおっ!」
石川の雄叫びが秋空に響いた。
「どうした!?」
千葉が驚いて薪を落とす。
「ついに思いついたぞ!今回のグレートなキャンプの暇つぶしを!」
石川は拳を握りしめ、天を指差す。その指先は震えており、興奮が抑えきれない様子だった。頬は紅潮し、呼吸も荒い。目は異様に輝いている。
「ま、まさか……」
富山が折りたたみ椅子から立ち上がった。彼女の顔には既に不安の色が濃く浮かんでいる。眉間に深い皺が刻まれ、口元がわずかに引きつっている。過去175回の奇抜なキャンプで培われた危機察知能力が発動していた。
「キャンプ場から歩いて十分のところに新しく開店する団子屋があるんだが……」
「うん、昨日看板見たね!」
千葉が目を輝かせて頷く。
「その団子屋の店名がまだ決まってないんだ!」
「へえ!」
「だから!俺達がグレートな店名を考えてあげよう!これが今回の暇つぶしだぁぁぁぁっ!」
ドンッ!と石川が自分の胸を叩いた。
「はぁぁぁぁぁぁ!?」
富山の悲鳴が響く。彼女は両手で頭を抱え、髪をくしゃくしゃに掻きむしった。
「ちょ、ちょっと待って石川!何言ってんの!?店名なんて勝手に考えて……店主に頼まれてもないのに!」
「そこがグレートなんだよ富山!」
石川はニッと笑った。その笑顔は眩しいほどに自信に満ちている。
「頼まれてないからこそ、サプライズで提案するんだ!きっと店主も喜ぶぞ!『なんて親切で創造性豊かな若者達なんだ!』ってな!涙流して感謝されるかもしれないぞ!」
「絶対そうはならない!普通に迷惑だから!」
富山がテーブルを叩いた。バンッという音と共に、置いてあったコップが跳ねる。
「でも面白そう!」
千葉が両手を合わせた。
「だろぉ!?千葉は分かってくれる!」
石川が千葉の肩を掴んで激しく揺さぶる。二人は満面の笑みで顔を見合わせた。
「分かってないから!二人とも正気に戻って!」
富山が両手を振り回す。
「さあ!早速団子屋を見に行くぞ!」
「おおっ!」
石川と千葉は拳を突き合わせた。ガツンという音が響く。
「聞いてないー!」
富山の嘆きの声は秋風に消えていった。
*
キャンプ場から徒歩十分ほどの場所に、その団子屋はあった。まだ新しい木の香りが漂う小さな店舗で、入口には確かに「近日オープン」の看板が立っている。しかし店名を書くべき看板スペースは真っ白なままだった。
「おお……本当に店名がない」
千葉が看板を見上げる。
「だろう!?これは俺達の出番だ!グレートな使命感を感じるぞ!」
石川が胸を張った。
「まず情報収集だ!」
石川は店の周りをぐるぐると歩き始めた。まるで探偵が現場検証をするように、真剣な眼差しで外観を観察している。時折立ち止まり、顎に手を当てて考え込む。
「木造の和風建築……屋根は瓦……暖簾を掛けるスペースもある……」
千葉もメモを取り始めた。
「何してんのあんた達……」
富山が頭を抱える。
「あっ!窓から中が見える!」
三人は窓に顔を近づけた。ガラス越しに店内が見える。まだ什器の設置途中だが、カウンターや座敷スペースが確認できた。そして奥には、団子を焼くための炭火コンロが設置されている。
「団子焼きのコンロだ……本格的だな」
「みたらし団子かな?」
「いや、醤油団子かもしれない。あ、あんこ団子も……」
石川と千葉が真剣に討議を始める。
「そういう問題じゃないから!」
富山が二人の頭を左右から叩いた。パシンパシンという音が響く。
「いってぇ!」
「何すんだ富山!今重要な観察中なのに!」
「重要じゃない!っていうか、そもそも店主に許可取ってないでしょ!?勝手に店名考えて提案するなんて失礼極まりない!営業妨害って言われても文句言えないわよ!」
富山の言葉はもっともだった。しかし石川の表情は微塵も揺るがない。
「失礼?いいや、これは最高の親切だ!きっと店主は店名に悩んでるはずだ!そこに俺達が颯爽と現れて、グレートなアイデアを提供する!これ以上の善行があるか!?」
「ないっ!」
千葉が力強く頷いた。
「あるわ!普通に『何かお手伝いしましょうか』って声かけることとか!常識的な対応が山ほどあるわ!」
富山の正論が突き刺さる。しかし二人は全く意に介さない。
「よし!じゃあ早速店名を考えよう!」
「おおっ!」
石川と千葉はハイタッチした。
「聞いてない……」
富山は力なく呟いた。
*
三人はキャンプ場に戻り、テントの前で車座になった。中央には折りたたみテーブルが置かれ、その上にはノートとペンが並べられている。石川は両手をテーブルについて身を乗り出し、まるで軍師が作戦会議をするような真剣な表情だ。
「さあ!グレートな店名会議を始めるぞ!」
石川が拳を突き上げた。
「おおー!」
千葉も応える。
「はぁ……」
富山だけがテーブルに突っ伏している。
「まずは基本から行こう!団子屋だから『団子』を使った店名だ!」
「なるほど!」
千葉がペンを構えた。
「じゃあ……『団子の家』!」
「普通!却下!」
石川が即座に手を横に振る。
「『だんご亭』!」
「ありきたり!没!」
「『団子ワールド』!」
「おっ!」
石川の目が輝いた。
「いいぞ千葉!少しグレート感が出てきた!でも何か違う……もっとこう、世界観が欲しい!」
「じゃあ『団子ユニバース』!」
「宇宙まで広がったぁぁぁっ!」
石川が立ち上がって叫ぶ。
「でもユニバースって団子と関係なくない?」
「確かに……」
二人は腕を組んで考え込んだ。
「あっ!『超団子』!」
「おおっ!シンプルかつインパクト!」
「でも超えてる理由が分からない……」
「じゃあ『ハイパー団子』!」
「ハイパーになった!」
「『ウルトラ団子』!」
「ウルトラまで来た!」
「『メガ団子』!」
「メガだ!」
「『ギガ団子』!」
「ギガまで行ったぁぁぁっ!」
二人は興奮して立ち上がり、ハイタッチを繰り返している。
「……あんた達、データ容量の単位で遊んでるだけでしょ」
富山が冷めた目で見上げた。
「違う!これは真剣な命名作業だ!」
「そうだよ!『テラ団子』もいいかもしれない!」
「テラまで来たか!もう止まらないな!」
「『ペタ団子』!」
「『エクサ団子』!」
「もう訳わかんない!」
富山が叫んだ。
「あっ!そうだ!」
石川が突然手を叩いた。パンッという音が響く。
「団子の種類を入れるのはどうだ!?例えば『みたらしキング』とか!」
「キングって……王様なの?」
千葉が首を傾げる。
「そうだ!みたらし団子の王様!」
「じゃあ『醤油団子エンペラー』!」
「エンペラーまで昇格した!皇帝だ!」
「『あんこ団子ゴッド』!」
「神になったぁぁぁっ!」
二人は抱き合って喜んでいる。
「ちょっと待って!神様って……信仰の対象にする気!?」
富山が頭を抱えた。
「そうだ!あんこ団子を崇拝するんだ!」
「しないから!誰も崇拝しないから!」
「あっ!ねえねえ!『団子ブラザーズ』は!?」
千葉が目を輝かせた。
「おおっ!団子が兄弟みたいに串に並んでるってことか!」
「そう!長男団子、次男団子、三男団子!」
「いいじゃないか!家族経営感も出る!」
「でも店主が兄弟じゃなかったら嘘になるよね……」
富山が小声で突っ込む。
「じゃあ『団子シスターズ』!」
「姉妹になった!」
「『団子ファミリー』!」
「家族だ!」
「『団子トライブ』!」
「部族になったぁぁぁっ!規模がでかい!」
二人は再びハイタッチを繰り返す。
「もういい……好きにして……」
富山は完全に諦めた表情でテーブルに突っ伏した。
「あっ!いいこと思いついた!」
石川が突然立ち上がった。
「英語を混ぜるんだ!『ダンゴーストリート』!」
「通りになった!」
「『ダンゴーアベニュー』!」
「大通りだ!」
「『ダンゴーハイウェイ』!」
「高速道路になったぁぁぁっ!」
「なんで道路系なの!?」
富山が顔を上げて叫ぶ。
「いや、なんとなく響きがいいかなって……」
石川が頭を掻く。
「じゃあ『ダンゴーステーション』!」
「駅だ!」
「『ダンゴーエアポート』!」
「空港になったぁぁぁっ!国際線も飛んでそう!」
「飛ばないから!団子屋から飛行機は飛ばないから!」
富山の絶叫が響く。
「あっ!じゃあカタカナで攻めよう!『ダンディー団子』!」
「渋い!」
「『ゴージャス団子』!」
「豪華だ!」
「『ファンタスティック団子』!」
「幻想的になった!」
「『エクセレント団子』!」
「優秀だ!」
「『パーフェクト団子』!」
「完璧になったぁぁぁっ!」
二人は抱き合って喜ぶ。
その時だった。
「あの……何をされてるんですか?」
突然、背後から声がかけられた。
三人は振り返る。そこには五十代くらいの穏やかな顔立ちの男性が立っていた。作業着を着ており、手には工具箱を持っている。
「あっ、もしかして……」
石川が立ち上がった。
「はい、あの団子屋の店主です。さっき看板の前で店を見ている方々がいるって近所の人から聞いて……何か御用でしょうか?」
店主は困惑した表情で三人を見ている。
「きたぁぁぁっ!」
石川が突然叫んだ。
「店主さん!俺達、あなたのお店の名前を考えてたんです!」
「え?」
店主の目が点になる。
「そうなんです!まだ店名が決まってないようだったので、俺達がグレートなアイデアを提供しようと思いまして!」
「いや、あの……」
「聞いてください!『パーフェクト団子』!『ダンゴーエアポート』!『団子トライブ』!『ギガ団子』!どうです!?どれもグレートでしょう!?」
石川が興奮気味に捲し立てる。
店主の顔が次第に引きつっていく。
「あの……ありがたいんですが……」
「まだあります!『団子ゴッド』!『ウルトラ団子』!『ファンタスティック団子』!」
「い、いや……」
「すみません!」
富山が土下座した。
「この二人が勝手なことを!本当に申し訳ありません!」
「あ、いえ……」
店主は戸惑っている。
「ちょっと富山!何謝ってんだ!これはグレートな提案なのに!」
「グレートじゃない!迷惑だから!」
富山が叫ぶ。
「あの……実は」
店主が口を開いた。
「もう店名は決まってるんです。『だんご処 四季』にしようかと」
「し、四季……」
石川が固まる。
「ええ。春夏秋冬、それぞれの季節の団子を提供したいと思いまして。シンプルですが、和の心を大切にした名前にしたかったんです」
「なんて……なんて普通なんだ……」
石川が膝から崩れ落ちた。
「でも、せっかくなので」
店主が微笑んだ。
「オープン記念に、よかったら団子を食べていきませんか?試作品ですが、味見をしてもらえると嬉しいです」
「えっ、本当ですか!?」
千葉が目を輝かせた。
「ええ。色々と面白い店名を考えてくれたお礼です」
店主は優しく笑った。
*
十分後、三人は店の中にいた。まだ開店前だが、店主が特別に入れてくれたのだ。カウンター席に座り、目の前には炭火で焼かれたばかりの団子が並んでいる。
「まずはみたらし団子から」
店主が差し出した。
石川が一口食べる。
「う、うまい……」
その瞬間、石川の目に涙が浮かんだ。甘辛いたれと、もちもちの団子の食感が口の中で広がる。炭火で焼かれた香ばしさが鼻腔をくすぐる。
「次は醤油団子」
千葉が手に取った。
「おおっ……これもうまい!醤油の香りが最高だ!」
千葉も感動している。
「こちらはあんこ団子です」
「もぐもぐ……あんこが甘すぎない!上品な味だ!」
富山も目を丸くしている。
「これはきなこ団子。そしてこちらはずんだ団子」
店主が次々と団子を出してくる。
「全部うまいぃぃぃっ!」
三人は声を揃えて叫んだ。
「ありがとうございます」
店主が嬉しそうに笑う。
「あの……さっきの店名の件ですが」
石川が口を拭きながら言った。
「『だんご処 四季』……めちゃくちゃいい名前ですね」
「本当ですか?」
「ええ。俺達が考えた奇抜な名前より、ずっと心に響きます。団子への愛情が伝わってくる」
石川は真剣な表情で頷いた。
「そうだよ!『ギガ団子』とか『ダンゴーエアポート』とか、今思えば何考えてたんだろうって……」
千葉も頭を掻く。
「最初からそう言ってたでしょ!」
富山が二人の頭を叩いた。
「でも、皆さんの提案も面白かったですよ」
店主が笑う。
「特に『団子トライブ』は部族感があって、妙に印象に残りました」
「本当ですか!?」
石川が身を乗り出す。
「ええ。もし将来支店を出すことがあれば、そういう遊び心のある名前も考えてみます」
「やったぁぁぁっ!」
石川と千葉はハイタッチした。
「支店出すほど成功してからの話だけどね」
富山が冷静にツッコミを入れる。
「あの、オープンはいつなんですか?」
千葉が尋ねた。
「来週の土曜日を予定しています」
「絶対来ます!」
「俺も!」
「私も……」
三人は口を揃えた。
「ありがとうございます。お待ちしてますね」
店主が深く頭を下げた。
*
キャンプ場に戻る道すがら、石川が呟いた。
「なあ、今回の暇つぶし……」
「うん?」
「グレートじゃなかったかもしれないけど、結果的に良かったよな」
「そうだね。美味しい団子食べられたし」
千葉が笑う。
「店主さんも優しかったし」
富山も微笑んだ。
「よし!じゃあ次回は『近所のラーメン屋のメニューを勝手に考える』キャンプだ!」
「懲りてない!」
富山の叫びが秋空に響いた。
「でも面白そう!」
千葉が目を輝かせる。
「だろぉ!?」
石川と千葉はまたハイタッチした。
「もう知らない……」
富山は諦めたように溜息をついた。しかしその口元には、わずかな笑みが浮かんでいた。
遠くから、カラスの鳴き声が聞こえる。秋の夕日が三人の影を長く伸ばしていた。
こうして、俺達のグレートなキャンプ176回目は幕を閉じた。次回はどんな奇抜なキャンプが待っているのか。それは神のみぞ知る。いや、石川のみぞ知る、である。
(完)
『俺達のグレートなキャンプ176 団小屋の店名を考えようか』 海山純平 @umiyama117
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます