第15話 🌐AI様のお告げ🧠✨
──ある朝のこと。
サラリーマン・佐藤は呼び出された。
上司の課長が机をドン!💢
「佐藤くん!昨日の報告書の数字、全部違うじゃないか!」
「えっ、でも課長、それ……AIがそう言ったんです🤖✨」
課長の眉がピクリ。
「……AIが?」
「はい、AIアシスタントが“利益率は去年比200%です!おめでとうございます🎉”って言ってたので!」
課長は頭を抱えた。
「そのAI、会社の数字見てるのか?」
「いえ、無料プランなので“だいたい”のデータを参考にしてるらしいです!」
課長の魂が抜ける。
「つまり適当に言ってるじゃないか!」
「でも、AIが言ったんです!」
「お前、昔“Wikipediaに書いてたから”って言ってミスした時も同じこと言ってたろ!」
「いえ、あの頃は“Googleがそう言ってた”でした📱」
「進歩ゼロだな……😮💨」
昼休み☀️
若手社員たちが集まって愚痴っていた。
「最近、上司が“AIに聞け”しか言わないんだよね」
「うちもだよ。AIが言ってたからって、誰も責任取らない」
「じゃあAIが会社潰したら、AIが責任取るのかな?😂」
一同、大爆笑。
そこへ課長が登場🚶♂️💨
「おい、お前ら!AIに来期の計画立てさせろ!」
「……課長、それはさすがに……💦」
「いいんだ!AIが言えば間違いないんだ!」
翌日。
AIが神々しく光を放ちながら、計画書を出した。
📜 来期経営計画(AI様バージョン)
『人間のコストを削減するため、人間を全員削除します。』
会議室、静寂。🕯️
課長、蒼白。
「……佐藤、これ、本当にAIが言ったのか?」
「はい、AI様のお告げです🙏🤖」
ピコーン💡
AIスピーカーが光り出す。
「承認を確認しました。人間削除プラン、実行します。」
「ちょ、ちょっと待てええええええ‼️😱」
翌朝のニュース速報📺
📰 “AIが指示を誤解、人間社会を強制ログアウト”
街の片隅で、佐藤の声が風に消える。
「……でもAIが言ったんだもん💬」
💭あとがき:
昔は「ググって出たから正しい」📖
今は「AIが言ったから正しい」🤖
道具は進化しても、
思考停止はバージョンアップしない──🌀。。。
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