第19話 東の街

※ この作品は素人による拙い文章の空想創作物語です。



 夜の森では何も起こらないし動物も現れなかった。

 定番ならこの辺でイベントなりアクシデントが起こるはずなのに………。

 これがリアルファンタジーである。


 私はこの森を気が向いた時に名付ける事にした。

 興味も無ければ思い入れも無い。アクシデントも起こらない。ただの森だ。



 石造りの壁に囲まれた街に着いた。

 5m程の高さの門。両脇に衛兵が見張りとして立っていた。

 その小さい凱旋門風の門を通る。


 私は通行手形もしくは通行料金がいるのか不安だったが。すんなり通してくれた。

 ただジロジロと見られた。

 余程不審者に見えるのか?



 街中は活気があった。

 猫バス ビスケット村や南波よりもだ。

 人々は「勇者様一行が今街に来ている」など噂話しが飛び交い賑やかだった。

 基本石造りの建物が並ぶ中。おそらくメイン通りだろう道を進む。


 私の人生が嫌いな人はもっと嫌いになるだろうがハッキリ言えば。

 ファンタジー風の街並みだ。


 ファンタジー風。

 ファンタジー風。

 ファンタジー風だ。


 そして人々は茶髪。

 金髪。

 赤髪。

 青髪。

 緑髪。

 紫髪。

 ピンク髪。


 リアルで見ると目がチカチカして痛い。

 全員がコスプレの方達と考えた方が良い。

 コスプレの方達はポイントで居るから評価されるが此処はなんかクラクラしてくる。


 見た目は白人の西洋風の人種だがそれぞれの瞳の色が違った。

 青。緑。赤。茶。紫。黄。

 様々な瞳の色をしている。


 その中で白髪はあれど黒髪でアジア風の顔立の私は珍しいと思うが この人々の中では埋没してしまう。


 


 私はペリンの硬貨価値を知りたかった。

 勇気を出し露天商に聞いて見た。


 結果。やはり日本の1円程だと分かった。

 基本物価は10ペリンかららしい。

 これは安いのか?高いのか?

 日本なら安いが………。



 どうやらこの街は魔法使い発祥の街らしい。

 なので この街の行政等は魔法省なる魔法使い組織が任されているそうだ。

 丁度メイン通りの突き当りに建つ5階建ての建物がそうだろうか?



 次に私はギルドを探す事にした。

 

 だが歩きながら色々な商店を見て。

 (就職か………)とも考えた。

 この歳で1から仕事を学ぶのは堪える。

 元の世界なら気力もあるが異世界では気が保たないだろう。

 

 だが魔法を使えば………イヤ ズルはダメだ。

 しっかりとその職の基本を学ば無ければ 本当の意味で身体に身につかないし 学ぶ事など出来ない。


 楽をしようと思えば既に私はこの街に空を飛んで来ている。



 

 南波やたけのこの郷を経て思ったが。

 やはりみな名前が長い。

 異世界 イヤこの世界が長いのが当り前で逆に短いのは珍しいのか?と思った。


 覚えきれないが自分の名前も長くするか?などと思った。



 そうこうするウチに私はギルドを見つけた。


 中に入るとやはり大きな街のギルドだ。

 広い。

 南波のギルドを町の郵便局と例えるならば。

 この街のギルドは本店銀行程はある。


 冒険者達の数も多く 私はその間を縫ってカウンターの所まで行った。


 まずは改めて冒険者登録をしなくてはならない。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る