強さと優しさのあいだで揺れる、師弟の青春譚
- ★★★ Excellent!!!
本作は、異能バトルの爽快さと、師弟の絆の温かさが見事に同居する優しいアクションドラマです。
華々しい才能を持つ少女・ミアと、どこか抜けていて不器用だけれど、誰よりも弟子思いのガーディアン・ローグ。この二人の関係性が、とにかく読んでいて心に響いくるんです。
とくに素晴らしいのは「強さ」や「成長」の描き方。
単なるバトルの勝ち負けではなく、恐怖・葛藤・後悔・希望といった心の揺れが丁寧に描かれているため、キャラの選択や行動に深い説得力があるんです。
読者は自然と彼らの人生に寄り添いたくなります。
さらに、中盤以降の、モカの過去パートは絶品で!
異能の発現、ローグとの師弟関係、伸び悩む苦しさと努力、そして彼との静かな別れ……あの繊細な描写には、正直ぐっときました。
戦闘シーンは迫力満点なのに、物語全体には不思議と柔らかい温度が流れていて、読み終えると胸が温かくなるんです。
異能バトルが好きな方も、人間ドラマが好きな方も、どちらも満たされる作品です。
キャラ同士の距離感や会話のテンポが絶妙で、読み進めるほど「もっとこの世界を見ていたい」と思えるはず。
優しくて、少し切なくて、それでも前を向かせてくれる物語を求めている方には、とにかく強くオススメしたい一作です(๑•̀ㅂ•́)و✧