第6話 哀しみの作者!

ここはうらぶれた場末の安居酒屋・・・


 作者は☆が全く伸びない哀しみを酒で紛らわしていた。


「親父!

酒だ!酒ぇ!!

酒持ってこいっ!!!」

「へい!旦那!」


 そしていつものように酒に飲まれながら、くだを巻いていた。


「なぁ~にが“異世界転生”じゃあ!

なぁ~にが“チート”じゃあ!

なぁ~にが“ざまぁ”じゃあ!

なぁ~にが“愛され令嬢”じゃあ!

お前ら揃いも揃って現実と鏡見てこいやぁ!!

オラァ!!!」


こうして作者の夜は更けていくのであった・・・


「本編はっっ!!?」


タロウが叫んだ。



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