まずタイトルをご覧ください。
――『ペンタゴン荘の怪事件』。
「ミステリオタクが読まずにいられるか」って感じですね(笑)。というわけで早速読み始めました。
舞台となるのは、新しくオープンすることになったという山荘「ペンタゴン荘」。突然招待状が届いた5名と支配人、コックの計7名がこの山荘で殺害されます。
真相は結構見えやすいとは思いますが、ラストでは驚かされました。もう「狂気」という言葉が何度も頭をよぎりましたね。
工夫が凝らされていると感じられる部分が多くあったと思います。企画にミステリで殴り込んでやろうというその気概、しかと受け止めました。