第13話 沖縄へ行こう2
そして、部屋に入ると
「うわぁーすごーい窓からの景色以外は家と一緒だ」
「ほんとですね、ここにはリビングと寝室が在るみたいですよ。」
そう言いながらも、明らかにテンションが高いお嬢様を横目に荷物を準備していると
「誠二、探検行こー」
「わかりました、行きましょう。」
そう言い、扉を出るも
「で、どっちに行こ」
「別にどっちでも良いと思いますよ。」
そうして、右側に行くと
「見て見て、お風呂だよお風呂!」
「ご飯食べたら、入りますよ。」
そうして、一通りまわった後部屋でくつろいでいると
「失礼します、お夕飯をお持ちしました。」
そうして、並べられたご飯を見るとお刺身を中心としたメニューで美味しそうに食べるお嬢様を見ているといつの間にか食べ終えていて、お風呂の前で別れ浴場のドアを開けると…
「うぉぉぉ」
と小さく声が出るほどの一面に広がる絶景に圧倒されつつもお湯に浸かり疲れを取りお風呂を出て休憩してると
「お、牛乳売ってる」
その牛乳を飲みつつお嬢様が出てくるのを待っていると
「あぁぁ!誠二だけずるい。私も牛乳飲む」
「わかりました、静かにしてください。他のお客様に迷惑なので買って来ますから。」
牛乳を飲み終えたお嬢様と一緒に部屋に戻るり、就寝の準備をしていると
「なんで、誠二はリビングなの?」
「え!いや、男女が同じ部屋で布団を並べ寝るのは色々問題があると思いまして…。」
「問題って?」
「え、あ...例え…ば」
「理由今考えてるじゃん。早く布団をひいて」
「…わかりました」
言いくるめられ、布団をひいていると
ヒュ~~~ パパパパパパ
ヒュ~~~ パパパパパ
大きな音と共に真っ黒なキャンバスに2輪の花が咲きほこり
「うわぁ~、誠二!花火だよ!花火!」
「ほんとですね~ けど、明日も早いので早く寝ますよ。」
「えぇー、じゃあ見ながら寝る」
そう言って、布団に入り5分もしない内に寝られたのでこっそりと布団をリビングに持って行こうとすると
「……誠二ぃ、好き……」
そして、振りかえるとやはりお嬢様は寝てたので空耳だろうと思い寝室を後にした。
翌朝…
起きると隣に誠二がいないのでリビングに行くと布団があり、その布団を捲ると寝ている誠二の姿が在り起こそうかと思ったがこの旅行のために色々な準備をしてくれ疲れているだろうから、そっと捲った布団を戻してベランダに出ると
サァーと海風が頬を撫でしばらく景色を見ていた。
その後、起きた誠二と一緒に朝食ビュッへに行き美味しい料理を堪能した。
そして、部屋に戻り出掛ける準備をして部屋の鍵を受付に預けそとに出てバス停まで行き乗ったバスを降りるとまず着いたのは、水族館で、チケットを購入して入ると
「うわぁ~ 凄いね、誠二!」
「そうですね、大きい水槽ですね」
「ねぇ、ジンベイザメ居るよ」
「いますねぇ~」
「…なんか、反応薄くない?」
「いや、そんなこと無いですよ」
そうして、回っていると
「クラゲだよ、クラゲ!あ、こっちの水槽にはウミウシがいる」
「なんでそんなマイナーな生物ばっか見てるんですか?確かに可愛いですけど」
「そうでしょ、そうでしょ」
ある程度、周り次の目的地に行こうとすると
「私、海に行きたい」
「え、水着持ってます?」
「こんな事もあろうかと、持ってきてます。誠二は?」
「いや、一応持ってきてますけど...」
「よし、それじゃあ。海に行こう」
そうして、海に行くと
【クラゲが出たため、遊泳禁止】
「えぇー、じゃあ雰囲気だけでも楽しみたいから砂浜でジュース飲む」
「わかりました、買って来ます。」
そうして、お嬢様とはなれジュースを買ってきて戻ると
「え、君可愛いねぇ~ どう、俺と遊ぼうぜ」
「いや、やめてください。遊ぶ相手なら居ますので」
「え、こんな可愛い子を置いてきぼりしてくクズ野郎は置いといてさぁ~」
そういった、瞬間お嬢様の肩に手を置いたので
「すみませんぇ~ん、誰がクズ野郎ですって?」
「あ?おまえ誰?ほっとけよ、」
そう言って瞬間殴ってきたので
ペットボトルを握り潰しながら
「このペットボトルみたいになりたくないなら、さっさと何処か行ってください」
「は、え、あ す、す、すみませんでしたぁぁぁぁ」
そう言いながら、逃げいて行くのを横目に
「奈織さん、ジュースです」
「うん...握る潰されてるけど...」
そう指摘すると、「ぁぁ、すみません」
そうして、誠二と一緒に砂浜でジュースを飲みながら
「誠二、さっきはありがとう」
「いえいえ、当然の事をしたまでです。」
「そっか、」
こうして、話しながら時は過ぎて、ホテルに戻ると
ザァァぁぁ
バケツをひっくり返したような雨が降ってきたのでタイミングがよかったなぁとか考えながらもご飯も食べお風呂も済まして後は寝るだけとなった時
ピカ 空が明るく光ったと同時に「キャッ」と声がしたので声のした方を見ると今にも泣きそうになっているお嬢様が腰に飛び付くように抱きついて来たので
「お嬢様?どうしたんですか?」
「雷、怖い」
「え、家ではいつもどうしてたんです?」
「長谷部さんにくっついて寝てた」
「まさか、今回もくっついて寝るんですか?」
「ダメ?」
そう言いながら上目遣いで聞いてきて断れる男子が居るのだろうか?
「わかりました、良いですよ」
「ホント?」
「ホントです」
さぁ、僕の理性よ耐えてくれそう思いながら寝るのであった
~奈織視点~
うん、やっぱ誠二の側にいると安心する
あとがき
久々に長くなってしまいました。
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