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 ウォルフ・スランジバック - Wikipedia


 声:大村明(TV、OVA、劇場版、PS2『運命の男、宿命の修羅』)


 『運命の証』編から登場。狂気の天才科学者・フィシオロゴスにより作られた主人公レオパルドのクローン。フィシオロゴス曰く『あの男を超える男』。


 ウィラードが送り込んだ四番目の刺客として現れ、レオパルドと激戦を繰り広げ、二挺拳銃と異能力『サイコ・ジャック』で後一歩の所まで追い詰める。戦闘終盤時、レオパルドと同じ肉体という事で発現した遺伝病による腕の痙攣によって逆転され敗北。しかし止めを刺される寸前、レオパルドの相棒シスカを事前に救っていた事が明らかになり、彼女の嘆願もあって四人の刺客中唯一生き残る。運命の証編終盤、ピンチになったレオパルドを救ってからは準レギュラー化し、以降の長期エピソードでは必ず参加していた。性格はオリジナルであるレオパルドとは真逆で寡黙。だが根は感情豊かであり、度々それが表に出るシーンが有る。クローンという点にコンプレックスを抱いており、初登場時は〈運命の証〉に強い執着を持っていたが、レオパルドや仲間達と付き合う事によって多少軟化していた。


 終章である『運命の男、宿命の修羅』編序盤。身体の寿命が来てた事が明らかになったが、その事を隠しレオパルドと同行。最後はウィラードの本拠地である要塞バアルからレオパルドを逃がす為の囮となった後、満身創痍のままウィラードと闘い殺される。彼の遺した愛銃の内一挺はレオパルドの手に渡り、それが彼の勝利へと繋がった。


 『ウィラード蜂起・動乱』編終盤、『銀河の遺産』編中盤などではレオパルドの身代わりを演じ、その演技力は相棒であるシスカを含め騙しきれるほど高かった。唯一見破れたのは、終章のウィラードだけである。


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