泣いて笑ってツッコんで。
繊細なラブストーリーでありながら、これでもかと挟まれる、元ネタが分かればさらに、分からなくてもきっと、感情が揺さぶられて楽しめるであろうギャグの嵐。
タグにも挙げられているお方が今のところレビューを書いております者のイチ押し様でございます。
レビュータイトルは作中人物の気持ちを代弁いたしましたが、自分のように作者様、misaki19999様の新作に再会できますことを願っておられました皆様に本作が届きますようにという願いも込めて付けさせて頂きました。
このレビュー文になにかをお感じ頂けましたら、ぜひご一読を。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
女性が書く恋愛小説の中央路線といえば、とにかく背景にはバラが咲き、眸には星が輝き、甘やかな愛撫に加えて「実生活ではきいたこともありませんが?」な決め台詞が飛び交って、読者は胸をふるわせてドキドキしながら読むものと相場が決まっている。
ところが、misaki19999さんは、おやじ路線である。けっこうドぎつい下ネタが普通に出てくる。
そのあたりの要素が「♡恋愛小説♡」を苦手とする人々にはウケるとみえて、misaki19999さんの作品はわたしを含め一部の人たちから熱狂的に支持されている。
一番目に好きな人は、家の外にいる人。
一緒に暮らしている人は、二番目に好きな人。
何を都合のいいことを云っとんのじゃ。
そんな非難が四方八方から押し寄せること必定ながらも、なんだか憎めないのは、「あなた」という呼びかけと、タイトルに篭められた哀愁のせいかもしれない。なぜ二番目の人をメインにもってきた題名なのだろう。
わたしの一番好きな人。
あなたの一番好きな人。
たとえ二番目でも好きな人。あなたがいなければ一番目の人も「一番」ではない。
深夜枠のドラマのように物語は進む。大人の読者向け。