11~20
秋の夜の月を眺めつ床に臥す君の面影移し笑む雲
君の手を失くすものかと伸ばす腕たまゆらに触れ泡雪と消ゆ
君の目を覆う瞼に口づけを刹那々々の恋におぼるる
今年も雪は春に恋して溶ける。紅葉は冬に恋をし落ちる。
君に砂糖を三百グラム足せばちょうど良い甘さになるだろう
「ねえ君、僕について来てくれるか。ありがとう。さて、死体を埋めよう」
僕が好きだと言ってくれる君のことを好きだと言えたらいいのに
電話のコードを指でいじりながら話す。君に触れてるみたいだ。
秋というのは風も日の光すらも冷たいのだが君が温かい
映画館土曜の夜に見るホラー隣の席の震える貴方
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