21~30

手繰り寄せたくなるその手その体その髪すべて僕のものなら


ビー玉のようなその目に見つめられ見透かされるは僕の情欲


地獄にて待つと決めた相手だがまさか浄土へ行っていまいか


そうです、私が彼を殺しました。だってあまりに美しいから。


猫の目は月に似ているね。あの二日月から遠い満月まで。


そばにいてと願う相手がいることは本当につらいことと知る


俺だけの君、君だけの俺。そんな世界があればいいと思った。


君になら殺されたっていいんだこの首をその手で絞めて欲しい


流れ星が一つきっと彼方へ旅立った君からのメッセージ


ダイヤモンド鉱山を七つあげたって君は僕に振り向かない

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