第14話 幼馴染の逆襲ですか?
藤乃さんとプチ喧嘩をした後、モンブランケーキを餌にして藤乃さんと仲直りしたよ。
それで今は、モンブランケーキを食べてるところ。
「モンブランケーキ美味しいね。藤乃さん」
「はい。刀也様……凄く凄く美味しいです」
藤乃さん。モキュモキュと美味しいそうに食べてるなぁ。モンブランケーキ結構好きなのかな?
「紅茶とコーヒーどっちが良い? 選んで良いよ」
逃げ回っている時に自動販売機を見つけて。
速攻で買っておいた飲み物を、藤乃さんに選んでもらう。
「紅茶を頂きます。刀也様……何から何までありがとうございま……」
ガラガラ!!
「見つけたあぁ! 刀也~!藤乃さ~ん!よくも先手を打って全校生徒に付き合っていることをカミングアウトしてくれたね~! おかげで私は失恋女のレッテルを貼られてクラスの奴等に謎の慰めを喰らってるんだぞ~! 責任取れ~!」
怒り狂う僕の幼馴染みの
「……ああ、そうだ。藤乃さん。今度のお休みに藤乃さん用のスマホを買いに行こうね。やっぱり連絡手段とか、時間潰せる物がないと色々と不便でしょう?」
「刀也様……本当に何から何まですみません。このご恩は必ず返します」
「うん。全然期待してないから別にいいよ」
「……酷いです。刀也様」
「うぅぅ!! 私が居るのに二人だけでイチャイチャするな~!!」
騒がしいゆずりが雄叫びを上げた。
◇
「藤乃さん。モンブランケーキ美味しかったね~」
「はい、刀也様。とってもとっても幸せな気分になれました」
「熟練夫婦の会話か~! ちょっと! 刀也。なんで学年全体があんたと紫陽花ちゃんとの秘密を知っているのよ。せっかく昨日の夜の事で色々と刀也を揺すろうと試みていたのに台無しなんだからね」
僕に何をさせようとしていたんだか。
「へ~、そうなんだ。でももう遅かったね。ゆずり、僕達の関係は、藤乃さんの策略のせいで全校生徒が認知してるからね。これからは開きなおっていけるよ。ねえ? 藤乃さ~ん」
「…………いふぁ……いふぁです。刀也様……頬っぺたを引っ張らないで下さい」
「そこを! イチャイチャしないで~! 何その2人の距離感のバグり方は? 2人が主従の関係になったのって、昨日からだよね?」
人というのは、裏切った相手には容赦がなくなるもの。
僕も朝までら藤乃さんを神秘的に見ていたけど、違う。
藤乃さんは打算的で腹黒で、それで天然のボケボケさんなだけだったよ。
「藤乃さん。ちゃんと反省して今日みたいな朝の裏切りはしちゃ駄目だからね~!」
「ふぁいです。刀也しゃま」
「だから私の前でイチャイチャを見せつけないでってば~! も~う!」
なんかわちゃわちゃしていたらお昼休みは終わってたよ。
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