設定の緻密さが光る王宮ファンタジー!

「意思放射」「元力石」など、魔法体系を科学的な理屈で再構築した世界観が緻密で魅力的でした。

とくに「幾何学文様を通して意思をエネルギーに変換する」という設定は、単なる魔法の説明ではなく、文明史・宗教観まで感じさせる印象です。

主人公ガリエタローングは、天才ゆえに不遜というキャラで、描写が生きていて印象的でした。ガリエタローングの「三つ同時発動」のくだりは圧巻で、読んでいてゾクッとしました。
彼と王女ルルテとの関係もこれからどうなるのか楽しみです。
王道ファンタジーでありながら、理屈のある魔法世界が新鮮でした!