小説の概要の注釈に書かれているロールキャベツ男子の説明を理解してから読むと、タイトルがまたちょっと味わい深い感じになります。情報屋のお婆ちゃんがいい味出してて好きです!
この作品は主に心春にフォーカスして書かれていました。10代後半から20代にかけての、実は複雑な人間関係がよく書かれていました。また矢上の繊細な心の動きも、とても読み応えがあり、終始楽しんで読ませていただきました。