心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくる。

いえい。

再試験、落ちた。

対策不足。やったつもりではだめ。きちんとやらないと。

六割取れたら合格。二十問のうち十三問は解けた感覚があった。でも届かなかった。

採点方式の関係で、六割の問題が解けても点数が六割になるかは分からないらしい。なんじゃそれ。

おかげで昼食豪遊の予定は消えた。

辛味チキンと小エビのサラダとフォッカチオ食べる予定だったのに。

来月、また受ける。

何度受けたって良い。ただ、受かれば良い。

一回一回高いからしんどいけど。

本当は万年筆を買い替える予定だった。六千六百円。だけど試験費用で七千五百円飛んでいったから、とりあえずおあずけ。

必要なものといえばそうだけど、ボールペンで代用もできるしね。わがままは言っていられない。

苦しいものだ。人生って。

引っ越し前、最後に行きたかったところの半分近くは行けなくなった。

勉強不足な自分が悪いけど。

自分を責めて、責めて、責めて。

心が悲鳴を上げていることに気が付いて。

悔しい。だけど、待って。辛いよ、しんどいよって。

けれど頭がその心を否定する。

悔しいなら、やるしかない。

涙が出ても、味がぼやけるようになっても、上手く眠れなくなっても。手が動かなくなったって、やるしかない。

全部、できない自分が悪い。

やれよ、出来損ない。

頭が心を殺していく。

だけど今回の一か月は、きっと少し楽。並行作業していたものがないから。

その分は片付けに当てる。

片付けをして、身辺整理をして。そうしながら、毎日のノルマをこなしていく。

ただそれだけ。

また引きこもり生活の始まりだ。

楽しい楽しい引きこもり。

味覚だけはちょっと治したいけど、まあ、いずれ治るでしょう。

さらばストレスができたらね。

来月、今度こそ受かる。

今度こそ、なんて言っている時点で負け犬だけど。

でも仕方ない。私はたぬきだから。たぬきは捨て身タックルしかできない。

がむしゃらに突っ込んで、自爆して、大爆笑。

狂気の沙汰だけど、それが私。

努力は実る、なんて言葉がある。

それなら、私がしていたのは、きっと努力じゃない。

なんだったんだろうね。

分からないけど、今度こそは努力ができたら良いな。

受かって、ひとまずストレスとバイバイして、美味しくご飯を食べたいな。

あと、小説も書きたい。

ずっと我慢していたら、ネタがわんさか溜まった。カクヨムコンは新作で参加できるか怪しいけど、ちょっとは新作書きたいな。

優しいお話、いっぱい書けるようになる。その日を目指して、頑張るしかない。