第38話 運命の加速

 急いで、母さんと琴音に会いに家に向かった。そして、家の中に入り、座っていた母さんに天界には天使にはどういう規則があるか、聞いた。


 「やはり、静は創り変えられるの?母さん。」


 「私達も天界で話をして、上位の神様の判断だから、分からないわ。でも、静ちゃんは家族よ。だから、精一杯、琴音と私は女神として、静ちゃんに関して、話を何度もしたわ。」


 と琴音や母さんも頑張ってるみたいだ。だから、


 「天使の次期当主として、静を引き取りたい。と天界の神様に伝えて。静に何かあったら、本当に神様だろうが何だろうが、相手にするとも、、、」


 力はある程度はコントロールできるから、威嚇に力を溜めてみた。


 「分かりました。それが、啓介の答えね。神様も今の力は感じ取ったはずよ。警告としても、天界に伝えるわ。本来、こんな荒っぽい事はして欲しくなかったけど、啓介にとっての静ちゃんはそこまで、大切なのね、、、」


 「ああ、そうなんだ。母さん。静とは昔に約束をしているから、果たさないといけないんだ。」


 そして、琴音が帰って来た。


 「兄さん。大丈夫?力を感じたから、焦ったわよ。」


 「ああ、大丈夫だ。」


 と答え、


 「母さんはこれから、天界に直訴してきます。父さんにも伝えてね。琴音。」


 「分かりました。母さん。兄さんが力のコントロールできているし、私はまだまだ静ちゃんが必要だから、お願い致します。母さん。」


 「任されました。では、行って来るわね。」


 と母さんは天界に行った。


 「そう言えば、父さんは?」


 「仕事か分からないけど、何かしているみたい。最近、忙しいみたいよ。帰りも遅いし、、、」

  

 「分かった。現当主の父さんにも伝えといて。」


 と琴音に伝え、家に戻った。


 「啓兄?何処行ってたの?いつも家に真っ直ぐ帰るのに、、、」


 「八ヶ岳さんとの話も終わらせて、いろいろあったんだよ。それより、大丈夫か?静?」


 「啓兄、とうとう八ヶ岳さんとの話を終わらせたのね。」


 「…ああ、…終わらせた。」


 静は暗い感じになった。そして、静は聞いた。


 「ところで、昔の約束って何?」


 「それはいずれ分かるよ。」


 とわざと濁して、伝えた。そして、ご飯を僕は作り始めて、様々に運命が動いてるのを感じた。

 


 

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