第12話 みんなが感じた違和感
昨日は凄かった。静はそう思っていつものように暦と小学校に行っている。
一方、啓介達もいつものように登校していた。
八ヶ岳さんと一緒に学校に着いた。そして、出門さんが、
「昨日、何か凄い圧力というか、力を近くで感じたんだよねー。」
と言った。
しかし、僕は記憶がないから、
「へー、そうなんだ。昨日は静とドーナツ食べに行ってたんだよねー。」
と父親に仮の記憶を作られてた。八ヶ岳さんも
「私はちょっと買い物に出てたけど、圧力や力って、出門さんはどうかしたの?」
と何がなんやら分からないので、八ヶ岳さんが出門さんに質問した。
「いや、何でもない。」
と言った。僕は何かがあった。と思って、学校とバイトが終わったら、家族に聞いてみようと思った。
そして、バイト先で皐月さんが
「昨日、何かありました?私は家に居て、急に部屋で動けなくなったんです。」
と皐月さんも何か様子がおかしかった。そして、バイトが何事もなく終わり、僕は父親に電話した。
「父さん、昨日、何かあった?みんなの様子がおかしかったんだけど、、、」
「それは、また、啓介の誕生日が終わったら、話すよ。今は勉学等に集中しなさい。」
と言われ、電話を切って、静に聞いてたら、
「啓兄は気にしすぎだよ。琴音姉様と昨日、厄介な魔族と戦ってたから、その琴音姉様の力じゃ、ないかな?」
と言われ、つい最近、琴音が女神と分かったので、納得した。
「さて、今日は何を作ろうかな?カレーにするか!!」
と僕は野菜と肉を炒め、鍋に水を入れて、お湯になり、野菜と肉を煮込み、カレー粉を入れて完成した。そのカレーを食べた静は
「やっぱり、啓兄の料理は最高だな!星3つだ!」
「それは良かった。静もよく食べるな。」
「天界は味気ないものが多いから、地上の料理は最高だ。」
と言ってバクバク食べた。
静の食欲でいつも通りと感じて、その日は僕達は寝た。
「さて、そろそろアレができるから、母さんも心配が減るかもな。」
と一方、父親の方は何かを開発していた。
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